次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「分かる」もいいけど「感じる」も。

 昨日は、小中教員みんなで学校教育目標ワークショップ。

ウグイスの声が響く、天気のよい1日、絶好の日和。

 

 学校教育目標ワークショップとこの天気がなんで関係あるかって?

それは、小中教員がそれぞれ雄勝地区内で「自分の行きたいところ」に行く、のがそれだから。

 

 地区をブラブラしながら、それぞれが地区のステキさ、と出会ったり再発見したりそんな時間だから。

 「地域と共にある学校」と「子どもの学び」をつなげて行くには、まずは僕ら自身が地域を感じないと、ということ。今年度1年間、子どもたちと地域をフィールドに学びを進めるのなら、僕ら自身がまず地域を感じてみようよ、ということ。

 

 分かる、じゃなくて「感じる」重視。

 

 とりあえず、自分の「行きたいところ」に行ってみる。難しいことをいわずに笑。

 

 

 私がいったところは、昔ながらの漁村のイメージが残るところ。

岸壁に座って、ぼーっと海を見て波の音を聞いて、浮かんでいる漁船を見ている、そんな時間も過ごしました。

 

 (あ…、そういうこともあるか…)

と思ったことがありまして。

 

 私は、こんな山間にある、小さな漁村風景が好きでして。細い坂道を下りていったところにある小さな漁村。路地もたくさんあるような。

 なんでかな?と思っていたら、私の教員生活のスタートはそういう地域だったんだよなあ、と新ためて気が付かされます。

 

 牡鹿町。すごくお世話になった地域。初めてのことがたくさんだったところ。

 

 

 だから、その後も多分意図的に、漁村の学校に勤務していたんだと思います。

 

 きっとそういうこともあって、この風景、匂いが好きなんだと。

震災前7年間もお世話になっていたここ雄勝町にもう一度っ戻ってきたい、と思ったのもきっとそういうことだなあ、と思います。

 

 

 そんなことを感じて返ってきた、「学校教育目標ワークショップ」。

 

 いろんなイレギュラーが起こりそうな今年度だけど、それでも「しなやかに」「たくまく生きよ。」でやっていこうっと。

 

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