■「モモ」を読む
「モモ」(ミヒャエル・エンデ)を再読している。
何度目かの再読。
もう、何度、かなあ。
毎回、6章のフージー氏の場面のところが目に留まる。
「時間とはすなわち生活だからです。」
「そして人間の生きる生活は、その人の心の中にあるからです。」
時間の倹約、節約はフージー氏を幸せにしたのか?
灰色の男たちもまた、人々を「だます」ということを自覚はしているんだね。
「人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。」
さあ、物語は後半に入ります。
カシオペイア、マイスター・ホラの登場。