■「つなぎめ」と「想像力」
午前中は、石巻市内での、多様な職種の方々と「つなぎめ」についての学びの会。
「つなぎめ」の場所にいたい、そこを見付けたいのがどうも私のしたいことなんだな、とあらためて気が付かされる貴重な時間だった。
大事なキーワード。
午後からは人に会いに雄勝へ。
私とはまた違う分野で雄勝のことを考え、長く尽力されている方とのおしゃべり。
その後も、またいろんな方々とそこで出会い、また立ち話をしたり、長くおしゃべりしたり。
そんなことを繰り返しながら、また今後の種を一緒に蒔いて。
「こうだといいね」
「こんなことをやれたらいいね。」
「こんなこと思ってるんだけど、どうかな?」
「どうしたらいいかな」
「ちょっと行って見よっか…」
「会ってみたいな」
そんなお互いのおしゃべり自体を楽しんだり、一緒にやってみたり、実際の現場に行ってみたりすることを楽しむ。
そういうことをちょっとずつ積み重ねていくのが、未来への私流の種まき。
芽を出すか、出さないか、いつ出すかとかも分からないけれど、聴いておく、しゃべっておく。そんなことが私流の「つなぎめ」を埋める作業なんだな、と気付く。
この日の行き着いたもう1つのキーワードは「想像力」。
種まき作業をしていると、
「え?知らなかった!」
「え?そうだったのか…」
「そういうこともあるのかー」
「なるほどー」
などといつも感じる。
たくさんのつながり、つまりは関係性に気が付くことになる。
つまりは「絶対」はないってこと。
関係性は無限だから。数字で図れない。
「ああ、まだまだ、知らないことや分からないことがあるんだなあ…。」
って感じるところに自然と「想像力」って生まれるんだな、私の場合は…と感じる。
分からないことだらけ、だから少しでも分かりたいと思って、想像してみる、そんなこと。
「分かった気にならない」「でも、分かりたい、分かり合いたいと願う」その「つなぎ目」に「想像力」ってあるんじゃないのかな。