■ウズマキ
「硯上の里おがつ・たなこや」の初売りに。
福引き券が何枚もあったので、それをしたくて笑。
福引きは、ほとんど「あれれ…」だったのですが、それ以外にたくさん収穫がありました。
屋外のブースでホタテ焼きを販売してくださっていた方や雄勝硯組合の方とちょっとおしゃべりして、それぞれで雄勝石作品とホタテを購入して屋内へ。
「たなこや」には、「ウズマキ眼鏡珈琲店」というお店が入っています。
https://s-iroha.jp/article/12231
福引きが終わって、そのお店前のテーブル席に座っていたら、まちづくり協会の方が声を掛けてくださいました。
それで、そこでしばらくおしゃべり。
そうしているうちに、地域の保健師さん・歯医者さん方に出会い継続している地域活動についてお話を伺ったり。そうしているうちに学校の子どもと保護者さんだったり、神楽師さんだったり、まちづくり団体の方々も通り掛かってまたお話したり。
あ、雄勝に長くボランティアに入ってくださっている方とも。
お話していて思うのは、どの方々も本当にすごい。
地域の方々が楽しく暮らしやすくなるために、どうしたらいいかかな~、どうしたら喜んでもらえるかな~、町のよさをもっと活かすにはどうしたらいいかな~というのをとても考えているんだなあ、と感じます。
いろんな願い、思い、アイデア。
町のベテランも、若手も、子どもも。
いろんな立場、役割、仕事の方々。
そういうのが、まさに渦を巻いているところ。
いるだけで、こんなにいろんな方々と出会える、人が集えるこういう場所ができたことは、小さな何かが何かが始まる、そんなきっかけをつくってくれます。
(きっとこのお店も、そういうことを目指していますね!)
土日には住民バスが走っていないので、遠くの地域に住む交通手段がないおじいさんおばあさんが来られない、そこで定常的に文化活動を行える体制がまだ確立されていない、などの課題はまだあるようですが、それらの課題をまた1つ1つ解決していくプロセスもまた、「活動」になっていけばいいんだろうな、と思います。
いろんな渦が、つながったり、分かれたり、またつながったり。
そんなことを繰り返しながら、また「緩やかな」「穏やかな」(ここ大事だと思っていて)大きな渦になっていくといいな、そこに私も与りたい、そんなことを願います。
「やれることを為せばいい」とは、今朝のNHKで聞いた、中村哲さんの言葉。
そうだな、小さなことでも、それぞれがつながっていけばやがて大きなものになっていく。
私は、地域の学校の教員としてまた一個人としても、たくさんのことを私に教えてくれたこの地域でできることをしていきたいんだな、とあらためて思います。まずは目の前の子どもたちが楽しく学び、これからに夢をもてるように。地道に。
2学期に国語で学習した、「町の幸福論」(山崎亮)、のリアル版。それを楽しみながら。