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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

起点

 クラスの子の保護者の方から、連絡帳で嬉しいメッセージをいただいた。

業にして2~3行のショートメッセージですが(だからこそ)うれしい。

 

 

 家庭での子どもの様子のちょっとした変化を、教えてくれています。

やっぱり、そういう温かいメッセージをいただくと、

「よし、このまま緩やかに自然体でがんばろう」

「学校での素敵な様子ももっとお知らせしよう」

とか、言い循環がさらに生まれてきます。

「メッセージ、嬉しかったです!」

という意味のお返事をしました。

 

 

 

 温かいメッセージのやりとりは、人を元気に優しくするなあ、と思う。

 

 それって、どこでもおんなじで、職員室だってそう。子どもにとって楽しく居心地が良くて成長できる学校は、職員室が自然とそうなっているはず。

 お互いのコミュニケーションが良好で、いい感じで刺激し合い助け合える、そんな関係性。

 「楽しい」「うれしい」の質だってどんどん上がっていく。

 

 

 温かいメッセージや、見ていてもらっていると分かると

 「自分がいい方向に変わっていけてるかも…」

「このままがんばろう!」

ってなるなあ。大人も子どもも同じなんだな。

 

 お互いにエンパワーし合う関係。それがその人の持ち味、パフォーマンスを引き出す最大の特効薬じゃないかな。何をする、どうする、はその後。

 

 

 そういう関係性の起点をつくるのが、ある意味、ファシリテーターの役目でもあるなあ、と思う。

 そして、その起点は誰でもがつくれるってこと。

 

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