今朝、ラジオを聴いていて。
「自己と自分って分けて考えるといいと思っていて…。ぼくはそうしているんだけど。」
「自己って、つまり自分の中核になる部分で。それを自分が外から見ている感じかな。その自分が、『自己』を認めていたり好きでいたりするって感覚は大事だと思っているんです。」
「それが無いままに、いきなり『他者』の評価ばかりにさらされてしまうと、自分を見失うことになりかねないんじゃないかと思っていて…」
たしか、そんなような内容だった。
いわゆる他者からの評価、一時的な一側面的な外部からの「評価」にけっこうぐらついてしまうことも多いわけです。でも、それってやはり、誰かが決めたある基準でその瞬間を切り取ったものです。最後は自分がどう感じるか、自分にとっての「評価」。
この本の中の「ミルコ」さんは、学校をやめちゃったそうです。だから、通知表は
「評価せず」
と書いてあったらしい。それに対して、著者であるお母さんは
「なんかうれしい。評価しないでくれてありがとう!」
と思ったらしい。(「ちょっと、変か?私。」と書き添えてあったけど)
この
「評価しないでくれてありがとう!」
なんか、心に残ったんだな。
朝のラジオと、なんかつながる気がして。