■あいまい、はつづく
お彼岸だから、と昨年お世話になったお寺にご挨拶に。
その時に、わずかながらお布施をもって伺ったのですが、
「メカブをたたいたんだけど食べません?」
「今日、ちょうど○○があって□□がたくさんあって。もっていかない?」
などと和尚さんの奥さんに、いろいろいただいてしまった。
わずかなお布施をもっていってそれ以上のもてなしを受けてしまったかたち…。
そのお心遣いに申し訳なさも感じたけれど、それ以上にありがたさを感じます。
(これはまた別な形で、恩返ししなくてはー)
と、それもまた、なんかワクワクを伴った感情。
いくらいくら、とかいうお金じゃなくて、受けた気持ちに、また今度、違った形でお返しをする、したい。
そんなことが人と人とがずっと関わり続けるのには必要なことなんじゃないかな、と思いました。
数字で割り切れることは「はっきり」はするけれど、すっきりしすぎると「つづく…」となりにくい。
あいまいは、つづく。
コミュニケーションは、「分かりやすくないほうがいい」とはたしかに、だな。