次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「やりたいこと、やれたらいいことリスト16」

「やりたいこと、やれたらいいことリスト16」を夏休み前に、クラスの子どもと一緒につくりました。 私は私のを、子どもも自分のを。 「〇〇を食べたい!」「■■で・・・を見たい!」「どこどこで、なになにをする!」とか、大きいことから小さいことまでご…

大人も子どもも、複式学級サイコーですよ(^^)

先日は、地区の「複式学級担任者等研修会」に参加しました。 いい時間でした。お互いの取組や悩み、困り感を共有しながら、意見交換をする温かい場だったなあ、と思います。困りごとを話ながらも、けっこうみんな笑顔で話し、笑顔で応えていたんだなあ(^^)。…

相手に届く言葉

どっちかというと、最近は「言葉」より「感覚」「感度」が大事でしょ、なんて思っています。 でも、です。 明らかにそれだけじゃないっていうのもそう。 相手も届く言葉、って必ずある。どんな時にどんな言葉を選ぶか。 どんなトーンで、表情で、速さで伝え…

丁度いいくらいに「分からない」でいいんだな。

「はじめは知らなかったんです。でも、取材をしながらこの地域の人やことを知れば知るほど、興味がわいてきて。反対に自分の地元のことを何にも知らなかったんだなあ、とも思いました。」 知れば知るほど、面白くなっていく…。 そして、まだまだ知らないこと…

「もっと足下をみろ。」 「分かった気になるな。」

「もっと足下をみろ。」 「分かった気になるな。」 この言葉はかなり大事にしている言葉です。 言われた時には、けっこうダメージをうけたり、もやもやもしましたけど今になって (その通りだ、ありがとうございます) と素直に言えます。 油断するとそれが…

「美味しい」はどうやって教えるのか?

■「美味しい」はどうやって教えるのか? 「美味しいってどうやって教えるんですか?」そんな問いをある方からいただいた。 「美味しい」って極めてパーソナルな感覚な気がする。そもそも、「美味しい」って言葉は、身近にあふれているけれど、よく考えると「…

複式のよさ、つよみは大きいと思うけど

複式学級、むしろいいじゃないか…と思うんだけど。 けっこう、「複式解消」みたいなほうがいい、というスタンスが多い(気がするけど)、日常的に異年齢集団で学べるっていいことじゃないかな…って私は感じています。 多くの学校では、学年後ごとの学級(単…

「悩むのが仕事」

1学期最後の日。職員間の振り返り会議。 ミーティングは短く内容豊かに対話的に、を理想にしています。 お互いの思いや意見の背景を知ることで、考えの違いがあったとしても(ああ、そういうことか)って分かる部分もあるから。分かる部分があると、そこを…

「人に迷惑を掛けてもいい。だから…」

「人に迷惑を掛けてはいけない」 まあ、それはそうなんだけど。 でも、あえて。 「人に迷惑は掛けてしまうもの。生きて生活すからにはそんなものだから。だから、迷惑を掛けられたら、なるべく許してあげなよ。お互い様だからさー」 って考えのほうが好き。 …

まず聴く、だなー

分かったふうに話したり、分かったふうに振る舞ったり。 そんな印象を与えてしまうのってどんな時かな…って考える機会があったなー。 自分だけのペースで構わず言ったりやったり。 一緒にいる、する人の様子や思いを察知しない(していないように見える)と…

「やくそく」「とりきめ」も、そもそも

大概、人は「よかれ」と思ってなんかするはず。 一方で、その「よかれ」が結果、そうなっていないこともある。 多くの人の「よかれ」が重なってくると、それが自らをがんじがらめにしてしまっていることもある。そしてそれに気付かない、気付けない。 もしく…

「知ること」は知らないことがあることに気が付くこと

昨日は新しい学校に転任してからの初めて、海にでる活動でした。 前任校も、度々そんな活動があったので、 浜にいって潮風をかいだら. (おおおお!きたきた~!) と私がワクワク感マックス笑。 牡蠣の原盤をロープに挟み、海に投入する活動でした。 原盤、…

いやだ、やりたくない、も言っていい。言ったほうがいい。

私は、強制的に 「はい」 を求められるのが、とても(そう、とても)嫌いです。 いやなものはいやだから。 それは、イヤなことはやりたくないのとは違っていて、いやだけどやらなくてはいけないことはあると思うし、それならばなんとかして折り合いを付けて…

パス

「自分が行動したり伝えたりしたこと」と、「自分の周りの誰かが変わる(影響を与える)こと」はセットだなあ、と感じる。 そして、それがよくも悪くも大きなエネルギーだなあ。 子どもだけでなくて大人も。 いい悪い、正しい正しくないではなくて。 受け取…

違いを乗り越えて先に行きたい

意見の違いを伝えることをためらわないようにしたい。 (なんかなあ…) 別に争いたいわけじゃない。当たり前。 しかし、 (ああ、ここはちょっと譲れないなあ) (というか、ここを大事なところじゃないのかなあ…) と感じるところでは、伝えるべき時は伝え…

「柱状化」

「柱状化」という言葉に出会いました。 「自由」に選択することを繰り返せば、同じ考え、同じ嗜好、同じ…な人やものが集まりやすくなり、結果分断が起こることも…のように私はその時理解しました。 (あってるか分かりませんが) 「自由」が「自由」を縛って…

「教育の最大の秘訣は教育をしないことに隠れている」

「教育の最大の秘訣は教育をしないことに隠れている」(エレン・ケイ『児童の世紀』より) おお!と思います。そして (この一文からではこの意味の分かり方はひとそれぞれ違いがでそうだな…) とも思います。 「隠れている」という言葉が大事だな、と私は感…

「ちゃんと」ってなんだろう?

「ちゃんと」というのは、本当にちゃんと、なのかな?なんて思うことがあります。 それって、時と場、文化によってその「ちゃんと」の中身は異なるし、細かく言えば人によってその物差しはことなるのは当たり前。 だから、当事者同士がお互いに折り合いをつ…

ああ、うなぎくん、だった

知らず知らずのうちにたまっている不安だったりもやもやだったりが、自分の判断や行動をなんとなく狂わせていることに気が付いたり。 それがよけい自分の中のもやもやになっていったりしての悪循環になったりもする。 本当は誰かにフラットな感じで聞いても…

公共心とコミュニケーションとデザイン

「コミュニケーションのきっかけになるようなものをパブリックマインド、公共心といいます。そのパブリックマインドは"境界"に宿るんです。」 とは、ある本を読んいて出会った言葉。思わず膝を打ちたくなるようなフレーズだった、私にとっては。 そうかあ、…

できるとかできないとか

出張なんかに行くと、他校の先生たち同士の会話が耳に入ることがあります。そんな中に 「いやあ、うちのクラス、勉強が大変でサアー」 「さっぱり〇〇なんだよねー」 「あー、うちも、うちも!さっぱ▲▲なんだよなー」 とか。 はっきり言って、ちょっといらい…

僕らは十分頑張っているのだ!笑

プラスの部分に目を向けて、そこをメンバー間で共有しておくことって大事だよなあ、と感じます。 いいところ、よくなっているところ、普通にやれているところを敢えて確かめておかないと、(特に「真面目」な人ほど)できないところ、できていないところにば…

「~たい」「~だといいな」

それぞれが、それぞれの「~たい」「~だといいな」を表現する、ガマンしないでだしていいんだ、って思っています。 出し合ったあとに、 「じゃ、どうする?」(^^) ってワクワクしながら一緒に考えるのがいい。 難しくいうと「対話の場」? そういう環境を整…