次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

うん、たしかにそうなんだけど。

「うちの1年生、さっぱり勉強できなくてねー、まいっちゃうよー」 浜仕事の手伝いに来ていた、あるお母さんが嘆いていた。 他校の1年生のお母さん。 始めて出会う方だったけど、作業しながら、一緒におしゃべりした。 私は 「まだ1年生でしたら、今からそ…

■元気の源

私は、子どもたちに 「身近な素敵なおとなとたくさん、繰り返し出会ってほしいなー」 「そこから学んで欲しいなー」 「国語や算数や社会とか、教科だってそことの関連の中で一緒に考えて行きたいんだよねー」 なんてことを考えています。 だから、そんなチャ…

■循環

■循環 「あー、あれは失敗してしまったなあ…」 って考えることは、子どもも大人も同じようにあって。 そこで終わってしまうと、やっぱり次にはいけないから、 「なんであんなことになったのか…というと…」 なんて子どもたちと一緒に振り返ることになる。 そ…

分かってもらった、はうれしい。

意見、考えの違いがあったとしても、 それはそれであるとして、 それにはそれの背景も経験の違いもあるからであって、 どっちがいいとか悪いとか、正しいとか誤りとかでもなく 丁寧に思いを伝えて、他者の気持ちも想像する それが子どもでも大人であっても同…

■楽しく悩む 昨日はイエナプラン教育宮城支部例会(オンライン)。 8月の全国大会を目標にし、そこを通過点にして、またみんなで学び続けるそんな場をメンバーでつくってきたことがなんとも楽しい。 全国大会の振り返りから、「分科会でのテーマを支部でも…

こういうのがわたしの「ちゃんと」

この日は、サツマイモ収穫祭。 1~3時間目まで! サツマイモを洗うところから始まって、みんなで遊んで、そして食べての3時間。 天気が良くて、秋のいい日射し。空は高く青くて、校庭の桜の木は所々赤くて。 ゆったりとした時間の流れの中で、大きい子か…

「がんばる」について

「がんばる」ということについて。 往々にして、よく「がんばろう」「がんばりましょう」なんて言うけど。 どういう状態をそう言うんだろうね、って思った次第。 そして「がんばる」のはいいことなのか、どうかとか。 こう言うと 「がんばらなくてもいいのか…

■はみだし禁止!笑

小さめの子たちと、一緒に、いわゆる「書き方」をすることになって。 私自身、字は上手に書けないんですけどね…はは。 「このなぞり書きのところはねー、はみ出し禁止ね~」 「はみ出したら、や・り・な・お・しー(^^)」 なんていうと、 「えーーー!きびし…

やっぱり聴き合うことからか。

今までいろんな場面で関わりのあった方々にお声がけいただき、一緒に実行委員として 「“不登校”どうしていいか悩む親御さんのための会」を開催しました。 今までは、私の経験の中では、そのことで困っている子どもや保護者の方に出会ってこない感じで来たの…

聴き合うこと

先週、学校の学芸会が終わりました。 だから?なんとなく今週は、一息つこうかな的な一週間だっかな、と思います。 そして、週末になり、学芸会という「おまつり」な気分も抜けてきて、 「さて、日常を楽しくしよー」 モードになってきたかな(自分的に)と…

一歩離れて

子どもたちと話していると、はっとさせられることもけっこう多い。 「先生」にとっての「いい場面」って、当事者の子ども(たち)にとってはそうでもなかった(ときには、いやだった)こともあるんだなあ、ということ。 そういう時って、経験上、「先生」の…

■好みの問題なのかも、だけど

■好みの問題なのかも、だけど もっとも、少人数のクラスだったり学校だったりが長かったから、かも知れないけれど。でも、今なら仮に多くても(たぶんそうするな…)と思うことは、「自分の居場所を自分で選ぶ」「自分の意志で移動する」こと。 校内であれば…

それでもOK

知らず知らずのうちに、自分を縛ってしまっているものから自由になりたいし、子どもたちにもなってほしい、と思っています。 こうじゃなきゃいけない、ここまでできないとだめ、こうすべき。これが当たり前… そういうのって、関係性や状況や時代によって色と…

やっぱり「おまつり」は大切だ

学芸会の1日が終わりました。 5月の運動会の「つづき」なイメージの学芸会。 練習期間が楽しい、のが大事ってすごく思っています。当たり前ですけど。 「おまつり」の準備をしている、そんな感覚を子どもたちも職員も感じていられたらいいですよね。 当日…

うまくいかない、ごたごた、が好きなんだ笑

うまくいかない、とか、少々ごたごた、とかそういうのがいいと思っている。 そもそも、そういう場合の「うまく」とか「きちんと」「ちゃんと」なんていうのは、大概の場合、本人ではなくていわゆる「評価者」(かっこ付の)がの規準によるものが多いと感じる…

■「3人寄れば文殊の知恵」

■「3人寄れば文殊の知恵」 「ファシリテーションって何ですか?には、最近は『3人寄れば文殊の知恵』ってことですかねえ、って言うようにしているんです。」とはファシリテーターの青木将幸さんが話してくれたこと。(私の聞き間違いでなければ、ですが。…

いつのまにか

学芸会に向けて、ダンスを練習している子どもたちがいて。 休憩時間に、なんとなく、音楽を流すと、そこに居る子たちの何人かが立ち上がって、なんとなくダンスを始めて、それで後から来た子たちが加わっていつの間にかみんなが集まって、キャッキャいいなが…

する、より「居る」かな。

「こうさせたい」 という思いが強くなっていき、そこへのコントロール度合が増していくと だんだん、「させたい」相手の自主性(おおくは『楽しさ』)が削がれていくような気がしている。 「こうさせたい」というのは、多くは善意であっても。 そしてそれっ…