次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼちぼち いこか

年度末から年度始めは大きく環境が変わる、その間。 今年度が終わったようで終わっていなくて、それでいて次年度が始まっていないんだけど、なんとなくいろんなことも想像できたり。 学校でいうと、メンバーも入れ代わったり仕事の内容や役割が変わったり。 …

ありがとう、そしてこれからも。

今日は離任式。 小中併設新設校として、開校当初から 笑ったり悩んだりしながら一緒にやってきた多くの同僚と お別れすることになります。 残されたメンバーのほうが、なんか少ない…。 「このメンバーで一緒にやってこられてよかったな、楽しかったな」 と思…

場所だけを

3月。 学校にとってみれば、特別な月でもある。 ひとまとまりの時間が一区切りついて、当然のように子どもたちはやっぱり「成長して」次のステップに進む。 自分がそこにいくらか関与したと思えると嬉しいし、そう言ってもらえるとなお嬉しかったりするんだ…

「同じところ」「似ているところ」

違うところは、とかく目立つし、気が付きやすい気がする。 そんな中で、「同じところはどこかな?」「似ているところはどこかな?」というところにも目を向けていけるといいんだな、と感じる。 不安定になりがちなときこそ、そんな見方考え方を意識したいも…

不安定感

卒業式も終わりました。 あとは、修了式。 今年度が終わり、次年度に向かうこの時期、いろんなことが変わって気持ち的になんか不安定になりがち。 今回は、臨時休校もあってなおさら。 3月終わりから、次年度始まりの4月。新しい環境になったりしてそれな…

卒業式

無事に卒業式ができてよかったなあ、と思います。そして、いい卒業式だったなあ、と思います。 お世話になっている地域の方々にお越しいただくことができなかった、ということはありますが。 今回のコロナウィルス感染予防のための臨時休業措置。卒業式への…

どうであれ、やれるんですよね

今日はこれから、卒業式です。 3月に入って、 「さあ、これから卒業式に向かってのプロセスをみんなでつくっていこー」 ってところで、突然の休校。 仕方のないこととはいえ、 (さて、どうしたらいい!?) と、結構不安に駆られた、職員みんな。 それでも…

遊び、みたいなもん

何かのために何かをする…。確かにそういうことってたくさんあるんだけど。 目的とか目標をもって、そこに向かって何かをする。とってもいい感じだし、「学校的」には、「目標をもってがんばっている」そんな感じになるんだと思う。 でもな~、最近ちょっと思…

システム

「リアリズムは身体性から来るんだよね、すごく簡単に言うと。」 「リアリズムって現場主義だからさ、『とりあえずなんかシステムあるあるけど使えっかな』って使いながら考える。でもあとから来た人間は、自分が作ったシステムじゃないから、杓子定規に使う…

「よいことほど慎重に」

「よいことほど慎重に」 最近、気に留めている言葉。 「よいこと」とは「よかれと思うこと」。よかれと思うことは、ある意味、突き進みやすくなってしまいます。だって「よいこと」だから。 でも。 誰にとっても「よいこと」なんて実はほとんどないから、「…

それならそれで

仮設商店街、「雄勝店こ屋街」が、今月で閉鎖されるのに伴いお気に入りのお店「洸洋」が閉店してしまうことになる。 そういうこともあって、このところよく行ってお昼などを食べさせてもらっている。 この日は、(おそらく最後になるかなあ)、と思ってその…

ほっとしたのは実は僕らだった

このコロナウィルス騒ぎでの突然の休校から10日ほど。 この日は、みんなで地区を分担して子どもたちのところに家庭訪問。 「全職員で全ての子どもたちをみよう」を実際に行えるのが、うちみたいな、小規模校。だから、必ずしも担任が家庭訪問、でなくても…

大事なことは何か?何ならできるか?何はできないか?

震災の日。 9年前。 その時は、3年生の担任でした。午前中は天気が良くて、温かな日射しがあったと記憶しています。そんな中、3年生の何人かと休み時間に音楽をかけながら縄跳びをしていたんですよね。 それが、震災が起こる「前」のことで一番よく覚えて…

アンテナ

見える世界と見えない世界。 震災から丸9年を迎えます。そんな3月のこの時期です。 だからなのかどうかは分かりませんが、身の周りのちょっとしたものや出来事や会話がそれを感じさせたり思い出させたりするものです。 何も、この時期に限らず目に入ったり…

はたらくおじさん、おばさん

昨日ある方と話していて (ああ、そうだったなあ…) と思い出したこと。 子どものころのは、身の周りに「商店」がけっこうあった。 商店街。 そこには、お店の人がいていろんな作業をしていた。 はたらくおじさん、おばさん。(そういうテレビもあったような…

見えない不安

見えない社会不安がある状態かな…って思う。 それが、コロナウイルスのこともあって、余計目に見えやすくなった、そんな気もします。 不安が高まると、不穏な行動になります。 そういう行動を無意識にとってしまう自分に気が付いたり、他者の行動がそういう…

「宝物は『大切な記憶』です」

今日は併設中学校の卒業式でした。 今の世の中の事情で、本当は3月の1週で卒業生や職員が準備する予定でいたこともできず、ほぼ、ぶっつけ本番となった今回。 でも、でも。 そんなことは全く感じないくらいの、ステキな式になりました。 「カタチでなくて…

不安感が高まるときこそ、敢えてのアナログコミュニケーション

一斉の臨時休業になって4日。 子どももたちは登校しなくても、やることはわりと山積みです。 でも、子どもたちが登校していないと、なんとなくもやもやし、心の安定を失いがちになるのもそう。 そんなタイミングで、小中職員、支援員さん、ALTの先生も含め…

わかめの耳そぎ

雄勝の春を告げる作業であるわかめの水揚げを見学に行きました。 学校が休みにならなければ、子どもたちと生活科の学習として一緒に見に出かけるはずでした。 めかぶの耳削ぎ作業も一緒にできる、と楽しみにしていましたが、残念です。 残念です、だけでは仕…

棚上げしておく、のも。

「つながり」を感じ、たぐり寄せられるときって、それはきっとそれなりの準備をしているときなんだろうなあ。 網をかけている、っていうとあれだけど、意図的にまっている、仕掛けておくみたいな感覚。 時間が経つと、そうしていたこと忘れているのだけど、…

やれることを探ろう

「なんか…、なんかだよねえ…」 職員室の空気も、なんか、なんかである。 まあ、それもそうで。 突如として終わってしまった今年度だったので。 卒業式も修了式も終わってはないから、「終わった」わけではないけれど。 でも、途中ではしごがなくなってしまっ…

「体験『だけ』、学習になりがちなんだよね。」という言葉から

「遊びを学びに変えるコミュニケーション研修」に参加してきました。 「南三陸 海のビジターセンター」https://www.facebook.com/marinevisitorcenter/?eid=ARDugbVQ7OUHFUl_B5tWtcPAdMDJUWBqMjHgUDeHzvKXQQp66i7yTFrzkRgty_JqTinj5qX0_AVU-xCs https://www.…