次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

立ち話

学校外の方々とおしゃべりするのを、けっこう大事に考えています。 というか、それが楽しいからなんですけど。 臨時休業期間中は、ときどき地域の中をぶらぶら歩いて、何か面白そうなものやこと、ひとを探していました。収穫もありました。 学校再開したとき…

それしかないわけないでしょう、って。

「今はこれだ~」 なんて思ってしまうと、思い込んでしまうと、もうそれしか見えなくなってしまうことに気を付けないとなあ、と思う。 ここが今の重要ポイント、は大事だと思うけど、それは全体の中のそれであって、それだけ、じゃない。 「それしかないわけ…

ゆっくり走ろう

「とにかく、焦らずにゆったり進めていこう。」 これが職員室内の共通認識。 学校再開は6月。 そこの向けて5月の後半2週間の中に登校日が4日。その4日の中で、友だちとの関わりをもう一回つなぎ直すきっかけを作ったり、一緒に学ぶ感覚を味わったり、そ…

「職人」として、立ちたいんだ

「まだまだだな…」 そう明るく(トータルでは)思えるようになっているってことなんだよなあ、と思っています。 完璧だとか、俺(たち)すごい、とか、もうできた、とか、もう分かった、とか。 そこで自分自身が満足しちゃったり、または他者からの評価なん…

「ふつう」が心配

「ふつう、が心配なんだな。そう思ってしまうと見えなく、見なくなってしまうから。」 昨日の職員打合せで話題になったことば。 学校再開がまもなくの今。 心したい言葉だった。 「ふつう」と思うことで、目を閉じ、思考を停止してしまう。 気を付けよう。 …

「登校日」にある「余白」

先週は、コロナ休業の中にあって、「登校日」が2日設けられた。 この「登校日」、なかなかよかった。久しぶりに学校に子どもたちが戻ってきて、大人も子どももなんとなく華やぐ、そんな空気。 「登校日」だから、普通の授業日とはちょっと違う感じ。 一言で…

スベテハ ツナガリノ ナカニ

それは、ちょっとしたつぶやきだったんだなあ。 職場で献血の話題になって。「献血は必要」と、頭で理解はしていたけど、注射嫌いな私は、(何も自分から針を刺しにいかなくてもな…。)とどこかで思っていたんだろう、一度もその機会を活かすことはなかった…

一律45分じゃ区切れないね、当たり前だけど。

「マスクが不足している今だから」と以前ご支援で送っていただいた、マスク用のガーゼ布がありました。 「子どもたちと一緒にマスクつくりができたらいいなあ」と思っていたので、登校日はいいチャンスでした。 併設中学校の家庭科の先生に教えてもらいなが…

ありがとうを言い合える時間になるといいな 

子どもたちには、学習の時間が、「ありがとう!」を言い合える時間になるといいなあ、というのがイメージ。 自分は自分の学習に一生懸命になるんだけど、その過程の中で誰かに助けを求めたり、誰かをサポートしたり。 そんなことをしながら、一人一人が次の…

研修にするもしないも、自分たち自身、ナノダ

研修Aは「学習指導にかかわるもの全部」 研修Bは「子ども理解に関わるもの全部」 今年度の、職員研修は大枠、こんな感じです。 予定を立てて設定しているものもあれば、実施しながら「これって研修Aだね!」「これって研修Bになるね!」っていうのもある、と…

信頼、とは

「信頼関係とは何だろうか。私は『人として話し合える存在だとお互いに思えている状態』だと考える。」 ある本で出合った一文。 自分の中で納得できるなあ。 最後はお互いの立場、じゃなくて「あなた」と「わたし」で話せること。 同じ方針とか同じ目的かど…

そんな登校日

今日は登校日でした。 4月15日に臨時休業に入って以来、「登校日」となったのは今日が初めてです。 今まで、いろいろな用事その他で子どもたたちがそれぞれ、個別に学校に来ることはありましたが、今回みたいにそろうのは、1ヶ月ぶり、となります。 極小…

生きたものとして伝える

「棟梁」(小川三夫 著)という本。「言葉では無理やな」 から始まります。 小川三夫さんは宮大工の棟梁。 「人に任せ、人に譲ることで、伝統の技を生きたものとして伝えていけ。」 「守ってきた技は文字や数字では残せないもんや。人から人へ、『手や体の記…

■「催し」の1つのメタファーは「たき火」かな…。つながりつながってここに辿り着けたことに感謝

硯上山登山の出来事から「催し」について考えた昨日。 それを読んでくださったある方からメッセージをいただいて、しばらくやりとり。私が昨日あれこれ考えていた「感情の共有ってさ…」「『催し』ってさ…」という内容が、この朝その方の問題意識にとって「タ…

「喜びや悲しみなどの感情を分かち合う」こと

天気がいい週末。 「地域と共にある学校」そして石巻市コミュニティスクールとしてスタートをする勤務校にとって、教師自身が「地域を知る」「地域の中に入る」「地域を肌で感じる」ことは学校の方針としても、とても大事だと考えているところ。 行ってみな…

「たくましく生きよ。」

小中併設校の本校の校訓は「たくましく生きよ。」 これは、震災の経験をもとに当時の中学校の校長先生がつくってくださいました。 以来、学校教育目標とともに、いやそれを端的に一言で表すものとして、この言葉を大事にしながらあらゆる活動を積み上げてき…

ブラ校内

ブラ校内。 臨時休業中で子どもたちが学校に来られない状態。 決して、やることがないわけじゃなくて、それなりに結構やることは出てくるのだけど、それでも、いつもと違うことをちょっとやってみよう、やってみたい、という気持ちはありまして。 最近、ちょ…

路地をあるく

学校の臨時休業が続いている現在。 もちろん、私たちは「休業」ではないので、こんな中だからこそ必要ないろんな仕事が出てきます。イレギュラーなものも多く、その都度考え対応が必要なものもあるから、それはそれでなかなか、です。 とは言え、こんな時で…

透明シート

スーパーにて。 コロナウィルス感染予防のため、レジの方と自分の間には透明シートがぶら下がっています。 まあ、仕方がありません。 透明シートを挟んでの、コミュニケーション。 先日、あるスーパーでのこと。 キャシュレスカードを使って支払いをしている…

1時間ほど

本当 に久しぶりに理髪店に行った。 多分、こんなにコロナ騒ぎになる以前以来…だったと思う。 そこのご主人に髪をきってもらいながら、たわいもない話をしながらの1時間ほど。 なんか、そういうのがとっても貴重な時間に思えたんですよね。

■コミュニケーションってやっぱり、そもそも個別のもの

コミュニケーションってやっぱり、そもそも個別のものなんだと思います。「あなたへのメッセージ」「あなたとのやりとり」 それは「あなたのことを見ているよ」、だったり、「あなたに向けてこれを伝えたいよ」、だったり。ドライじゃなくてウェット。分かり…

「境目をなくす(曖昧にさせる)」ことと「遊ぶ」と

いろいろなことを考えたり、試してみたりする中で最近自分の中で、(これ、やっぱり自分が大事にしたいことだな~)って思うのは、「境目をなくす(曖昧にする)」ことと「遊ぶ」こと。 この2つ、私の中ではかなりの部分重なり合っている、というかセットに…

農業のイメージ、かな

何ごとも急には変わらないし、変えることもできない。 今、田おこしや、田植え、そんな作業をしている方々の脇を通勤している。 それぞれの作業にはもちろん前の段階があり準備があるわけで。それぞれの作業「だけ」を見ていても、その前の作業は見えない。…

「先生になろう、なりたいと思ったきっかけというと?」

「休校」の延長が5月末までになることが決まった、翌日の今日。 それぞれ、いろんな思いで職場に集まったことでしょう。 午前中は研修A。 研修Aっていうカテゴリーは、子どもの学び大人の学びに関すること全部ひっくるめて「A」です。 本校は、ホワイトボー…

「できないことはすばらしい」ということで

「すべてのことを迷うことなく堂々としてできたら、心は成長しないのです。」ある本を読んでいて出会った言葉。 迷うから成長する、迷うから決められることもある。 そして、堂々と決めているように見える人だって、きっと迷っている。迷っていた。この先も…

「心の体力」と「解釈」

ある方と「ホワイトボード・ミーティング® 基本的な考え方」である「心の体力」について一緒にお話する機会をつくりました。 特にこの時期だから、大事に丁寧に読み合いたいなあ、と思ったので。 今世間がコロナウィルス関連で様々な課題を抱えている中です…

くっそー、コロナめ!ではあるけれど。

「学ぶ」という点で「学校」と「家庭」・「勉強」と「遊び」境目をだんだん無くしていく。 臨時休業日もこれだけ続くと、休業が臨時なんだか登校が臨時なんだか分からなくなってしまう。と同時に商店や会社のを経営などなど保護者の方々のお仕事の方はどうな…

家庭科すごいぜ

学校が再開することを視野に入れながら、 (さて、どうしていくかな~」) と考えたりする。 こういう時だからこそ、再開したとしても、その後再び「休業」(というか、子どもたちが学校に来られなくなる状態)になることも視野にいれないといけないわけで。…

「学校は友だちと会えるところ」

極小規模校だから、子どもたち一人一人との連絡は、大きな学校でそれをするより圧倒的にやりやすいです。 一クラス4人とか5人だから。 それは強み。 でも学区はとても広いし、この状況下では(僻地といえども)一緒に集まることは難しいですね。 学校の先…

旗印

昨晩は、児童館や子ども支援団体や、その他「石巻を中心にした「子どもの権利条約」に関わる方々とのオンラインおしゃべり会に参加。 https://www.facebook.com/events/160849765310490/ こういう組織、機会があるのはいいなあ、と思います。 職種を超えて、…