次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

■ひとまず子どもの(相手の)思考の流れに乗っかってみる

■ひとまず子どもの(相手の)思考の流れに乗っかってみる ひとまず子どもの(他者の)思考の流れに乗っかってみる、って大切なんだな、と思った次第。 国語で「漢字辞典の使い方」を一緒に学んでいて。 3つの索引の仕方(部首索引、音訓索引、総画索引)は…

「居心地の悪い場所に居続ける」

「居心地の悪い場所に居続ける」 そういう一文をある本から見付けて、注目してしまった。 普通に考えれば「居心地がいい」(善)で「居心地が悪い」(悪)なんですよね、普通は。 「居心地がいい」 つまり自分自身の場合は「うれしい」「楽しい」「気持ちい…

アンテナ

www3.nhk.or.jp 世の中のことに、ちょっとアンテナをはれるといいよね、と思って毎日1つ、ニュースを子どもたちと読んでいます。 「読んでみてどうだった?」 「こころに残ったことは?」「このニュースでよいことは?困ったことや課題は?」 「これからど…

肩の力をぬいて

コミュニケーションの量をたっぷっり確保して、エピソードを豊かに共有していく。 新年度が始まってやっといろんなことが馴染んできた今だからこそ、そんなことを大切にしていきたいな、と感じています。 そんな中で、学級でも、職場でも 「私(たち)は、何…

誰でも同じ、じゃないよね。あたり前ですが。

昨日、ある集まり(オンライン)で自由におしゃべりしていて (ああ、そうだなよなあ) って思ったこと。 もしかしたら、伝えたいことがうまく伝えられないかもしれないし、そもそも分かってもらえないかも知れないけど。 「プリント直しなんて、全部しなく…

ここからだなぁ。

極小規模校で教員をしていると感じることだけど。 子どもが学校を欠席したりすると、極端な場合、だれも子どもが来ない、って状況も生まれるわけです。 そうなると、感じるのは (ああ、私たちは子どもが学校に来てくれているから、ここにいられるんだよね)…

ちゃんと子どもでいられる

急いで大人にさせることもないな、と感じている。 「大人にさせる」が、「大人になる」、と時にちょっと違ってきたりする気がするからややこしい…と私は感じることがあるんだな。 これは、直近では「ちゃんとさせる」と同じ意味合いだったり、見た目「きちん…

「ここから」。だから、ゆっくりを肝に銘じて

新学期が始まって2週間。 様々な、ある種、張り詰めたものやなんやらが溶けてきて 「さて」 となるのがこ時期かな、と感覚的に思っています。 ここまでは、ある面、それぞれがお互いをよく知るための期間。だからちょっと自分を抑えて(それはお互いに)様…

一緒に混ざって

1年生から6年生まで一緒に体育をしています、今のところ。 体を動かしながらお互いにコミュニケーションを深め合えるといいな、と思ってそのようなメニューを入れながら。 じゃんけんをして○○、っていうのが分かりやすくて、すぐに多くの人と関わることが…

「走るの、やだな~」

「走るの、やだな~」 って聞こえてきたのは、体育で 「どん・じゃんけんぽん!」でみんなで楽しんだあとに 「じゃ、今度はトラックを走ってみようか~」 って言ったとき。 「へえ、どうして~?」 って聞いてみました。だいたい予想はついていたんですけど…

人とかかわる

新学期が始まって約1週間。 新しい出会いや、新しい体制、立場。 ある意味緊張感をもってやってきたのは、大人も子どもも同じだと思います。 早めに、そこに慣れて少しでも素で関われるようになれるといいな、とは思います。 今週は全校での体育を持たせて…

場の作り方

場の作り方が、お互いの関係性を規定してしまうことって、(あたり前だけど)あるなあ、とあらためて感じさせられます。 場をつくるのは「自分」だから、自分が他者とどういう関係を作りたいか、が場に現れるんだろうな、とも感じる。 その場が窮屈だったら…

ホンモノの石の硯

今期初めての毛筆の時間。 (最初はここからしたいなー) と思っていたことがあって。 ホンモノの雄勝硯(それもちょっといいやつ笑)で墨をする、それを子どもたちに体験してもらいたい、ということ。 私が購入した、雄勝硯は2つあって、2つともそれを作…

ホンモノの石の硯

今期初めての毛筆の時間。 (最初はここからしたいなー) と思っていたことがあって。 ホンモノの雄勝硯(それもちょっといいやつ笑)で墨をする、それを子どもたちに体験してもらいたい、ということ。 私が購入した、雄勝硯は2つあって、2つともそれを作…

勝つとか、負けるとか

「〇○君が負けても、あんなに笑って楽しそうにやっているの初めてみた~、うれしいね。」 って一緒に体育をやった先生方から教えてもらった話。 良くありますよね、負けず嫌󠄃いが高じて、勝てないとついつい怒ってしまったり泣いてしまったり。負けず嫌いは…

巻頭の詩、を1年間読み味わいたい

国語の教科書の巻頭の詩は「水平線」(小泉周二)。すてきな詩です。 目の前に海があるんだから、水平線もあるんだから、それにこんなに温かくて天気がいい日に出ない手はないよね、ってことで。 本物の水平線、海を見ながら読みたいな、と。 学校前の海岸へ…

「こうしたい!」「これはやだなー」はどんどん言っていい

小規模校だったりすると、大人と子どもの数があまり変わらなかったり、どうかすると大人のほうが多かったりします。 子ども、とか、大人、とかで分けてしまうと、「大人」優勢笑になってしまいます。 だから、大人が子どもを支配しようとすると、できない訳…

「へき地小規模だったからこそ」

www.honnoki.jp 「へき地小規模校で(も)よかったよね!」 って、大きくなってからも思える、そんな学校生活を子どもたちと一緒に創っていきたいな。 さて、そのためには、やっぱりそれなりの結果がないといけないわけで。 「ああ、自分はすごく成長できた…

子どもたちが来て「流れ」が生まれた

新学期が始まり、子どもたちが登校するようになると、やっぱり 「ああ、動き出したなあ、流れ出したなあ…(^^)」 という感じになります。 私も含め数人の転入職員も、子どもたちが登校して、みんなで子どもたちに関わるようになって初めて、本当の意味で 「こ…

■脱力スタート笑

新学期が始まりましたー。 新しい出会い、スタート。 みんな張り切ってるね!いいねいいね。 そんなにやる気まんまんなんだから、ちゃんとそれにこたえられる自分でありたいな。 そんなスタートの読み聞かせは、やっぱり 「いいから いいから」笑。 そもそも…

つながっている

今日から新学期です。 転任した私にとっては、新しい勤務校で初めて子どもたちとも出会うことになります。 どきどき。 前任校でいただいた子どももたちや先生方のメッセージカードを読み返してみます。 (そうか、そうか、することはここでも同じだよね。) …

学校全体が「学級」みたいなものだな…

4月から、極小規模校に勤めています。(まだ子どもたちは登校していないけど)。 学年学級単位で考えてしまうと、「少なくて寂しいでしょう?」なんて思われるかも知れないけど、そもそもその枠を外してしまえば、けっこう多様な関わりは生まれそうです。 …

不安を安心や希望に

新年度が始まり、数日が経ちました。 新入りな私も、この間で新しい職場の仲間とも多少なりともおしゃべりをしたりして、少しずつ慣れてはきました。まだまだ職場のシステムや仕事の流れも分からないことが多く、聞きまくりながらなんとか進めている、そんな…

怪しくない占い師

占いを当てにいくこと笑。 これ、最近けっこう楽しんでいることなんです。 毎週楽しみにしていいる占いがありまして。 その占いって、なんか毎週 (うわ、そうそう、そうなんだよー…) っていつも思う。 だから、週末には (やっぱり当たっていたな…その通り…

「このメンバーだからできること、ある」だ。

今年度、仕事をする学校は全校で15人なんです。 少ない、といえば少ないです。 でも15人もいる、とも言えます。少ないからできること、って必ずある。 全ては捉え方次第。 前々任校の大須小学校時代は、全校5人でしたから、「15人も」ですね。 大須の…

居場所ははじめからある、が前提

20代後半か30代前半のころ、今で言えば学級崩壊というのを経験した。 自分の学級ではなく、隣の学級で。 自分の心の底にその時のことは実は澱のように残っている。 先日、またあらためてそのことを強く思い出す記事に出会った。 書いてくれたのは、かつ…

始まるなー

新しい勤務校も、「へき地小規模校」と呼ばれるところ。 基幹産業は漁業。 一クラスの人数も1人から4人くらい。 校舎もなかなか古く、新築の前任校から見ると設備的には整っていないところも多い。それは仕方のかいところだけど。 まだ子どもたちには出会…

分かった気にならない

さて、新年度が始まりました。 今までとは違った環境、立場になります。 環境が変わる、ということは不安も生まれます。 「不安がある」ということを素直に受け入れ向き合うことも大切かな、と思っています。 不安を解消しようとして、拙速に分かった気にな…