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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

教師の専門性ってなんだろう

■教師の専門性ってなんだろう 自分の好きなことってなんだろう?って考えた時に、その中の一つに、 「しごと場を見せてもらう」 っていうのがあるなあ、と思う。 大人の仕事場。 漁師さん、農家さん、職人さん。 工場、商店。 ものを育てたり、つくったり、…

黒か白か、だけじゃなくて

教員になって、始めて自分で意識的に学んだのは「生活綴り方」でした。 もっとも、始めからそれを学ぼうとしたわけではなくて。 若かりしころ、出会った校長先生が 「おい、これを読め。3日で。それ以上かかるようだったら、読まないだろうからすぐ返せ」 …

「うまくいかない」ことも、面白い。

学校事情で、ここのところちびっこたちの体育の授業もしています。 体育館の同じフロアで、高学年が「走り高跳び」をやっていて、半面でこちらがゴムを使って同じようなことをしていたわけです。 自分たちで、カラーコーンにつないだゴムの高さを変えながら…

■「真ん中にする」のは

■「真ん中にする」のは 今日は、イエナプラン教育協会宮城チーム11月例会。 今回のテーマは「『子どもが真ん中』とは?を考える」みたいな感じ。 参加者の方々とたくさん話し、考えたけど、行き着いたところは「子どもを真ん中にする」(「大人(教師)が…

■コミュニティ・スクール、スクールコミュニティ

■「地域とともにある学校づくり推進フォーラム2021 石巻」に参加https://manabi-mirai.mext.go.jp/2021/10/2021-20211119-1000-1650-web.html 「地域とともにある学校づくり推進フォーラム2021 石巻」に参加させていただきました。テーマは、「『復興』から…

「ごんぎつね」

物語を真ん中に置いて、子どもたちと一緒にあれこれ対話するのが、とても楽しい。 私も一緒に考えながら 「なるほどー」 「へー、そうとも言えるよね…」 なんてやっている。 帰る前のの振り返りは 「今日のクライマックスは?」 なんて聞くんですけど、ここ…

「システムか、ものの集まりか?」

「システムか、ものの集まりか?」 先日の対話の中で、こんな問いについて考える時間がありました。 「それ」をどう捉えるか、でぜんぜん見え方が違うなあ、と思います。 「人間の体は典型的なシステム」 たしかに。 生きる、という目的に対して連動。 全体…

■がんばっている?がんばっていない?そう見える?見えない?

■がんばっている?がんばっていない?そう見える?見えない? けっこう、学校の先生って(わたしも含めて、です)、子どもたちの「がんばっている」姿や様子が見たい、と思ってしまいます。 子どもたちがチャレンジして一歩前に行こうとする姿は、本当にすて…

発表行脚

「発表行脚」っていうのを子どもたちとやってみたんだけど。 いくつかの教室を回りつつ、職員室でもやったりとか。 繰り返しやるから、気が付くこともあって。 いろんな方々からコメント、アドバイスも頂けるし。 聞き手によって、伝え方、伝える工夫も変え…

「発表行脚」っていうのを子どもたちとやってみたんだけど。 いくつかの教室を回りつつ、職員室でもやったりとか。 繰り返しやるから、気が付くこともあって。 いろんな方々からコメント、アドバイスも頂けるし。 聞き手によって、伝え方、伝える工夫も変え…

発表、かー

「発表」って言ってしまうと、どうしてもそういう場を考えてしまうけど。 でもよく考えたら、そういう設えた場での「発表」は日常生活においては実はそうそう多くない。だけど「学校」の枠組みで考えてしまうと、そういう場で、大勢の前で、ってことが前提に…

■さじ加減

「さじ加減」って言葉、本当にそうだなあ、と思います。 だいたいのことって、本当は「さじ加減」で、決めていいんじゃないかな。 「さじ加減」っていうと、「いい加減」なのかな? いや「いい 加減」なんじゃないかな。 遊びの中で、おおかた「さじ加減」っ…