次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プロセスの途中

(ああ、うまくいかなかった…) なんて、その子が感じているだろうなあと思う出来事に出会う時があります。 そんな時って、私自身が「その出来事」をプロセスの中で考えながら捉えられているときは、 (おお、そうなったか。とはいえ、これはこういう面では…

話し合いと話し合いの間とか みんなでやる練習や活動の間とか そういう間の時間で一人で自分の意志で何を練習するか、準備するかってことがやっぱり大事になるなー、って思った。 「これしておきなさい」「準備しておきなさい」 に浸りすぎてしまうと、 その…

本当言えば、いるだけでOKなんだよね

学芸会までもう少し。 子どもたちも、教師も、練習が進めば進むほど、 「もっと」 を求めていく。求めたくなっていく。 それはそれでいいんと思うんだけど。 レベルが上がれば上がるほど、もしかするとそこに混ざれなくなる子はいないかな…ってことが気にな…

■「元気になる会議」をみんなでつくりたい

■「元気になる会議」をみんなでつくりたい 先月の職員会議では、全員が「9月に(2学期に)がんばりたいこと」を全員が短い時間で話してから会議に入りました。 https://motoryou.hatenadiary.org/entry/2021/08/28/192835 私は、それはとってもいいなあ…と…

目的は「笑顔」をつくること

イエナプランのコンセプト(自立と共生・8つのミニマム)を頭の片隅に置きながら毎日を過ごしたいな…と思っています。 毎日の振り返りの視点も、ここにおきながら。 □1 インクルーシブである(正直・公正、感謝、素直) □2 民主的な社会する(教室、職場…

足下にころがっている

あることを練習していて。 ある子が、そのころがうまくいかなくて 「もう、できないよ~…」 なんてちょっとかんしゃく気味になっていて、 「もうやだ!」 と。 担任の若い先生、落ち着いて 「そっかー」 と言いながら、ご自身でも練習をしていて。他の子も、…

曖昧さ

曖昧にしておく、っていうとなんかマイナスイメージですが。 判断保留、ってこと。いったん棚上げ。自分の判断を疑ってみる、決めつけない…そんなことでもある。 その次に続くってことでもあるんだな。 曖昧さと多様性。 絶対化する、ってある種の線引きみた…

ポスト

はがきを出すため、だけに、歩いてポストに向かった。 こういうの、何年ぶりだろう…って思った。 早朝散歩をしていて、細道に入ったら 「なんだ、ここにポストがあったのか…」 と発見。 天気もとっても良かったし、 (手紙でも出しにいくか) と思ったでした…

『学び合い』仙南の会、復活笑

コロナで長らく開催できずにいた、『学び合い』仙南の会がここにオンラインで復活! 懐かしい顔、新しい仲間であっという間の3時間でした。 オンラインなのに 「さあ、どうぞー」 で始まる(笑)。あはは、この感じいいよね、それでも3時間しゃべれてしま…

■バナナおにも、ソーランも実は同じなんだなー。

■バナナおにも、ソーランも実は同じ 対話をする、体験的に学ぶ、感じる。そんなようなこと。 学芸会のソーラン練習。 絶対やりたくないのは、「ここはもっとこう!」とか「もっとここを合わせて!」とか「もう一度!」とかってばっかり、教師が言ってしまう…

■バナナおにも、ソーランも実は同じなんだなー。

■バナナおにも、ソーランも実は同じ 対話をする、体験的に学ぶ、感じる。そんなようなこと。 学芸会のソーラン練習。 絶対やりたくないのは、「ここはもっとこう!」とか「もっとここを合わせて!」とか「もう一度!」とかってばっかり、教師が言ってしまう…

■ 独占したい気持ちも大事にしたいな

■ 独占したい気持ちも大事にしたいな 小学校の低学年。 実のところ、6才とか7才ってこと、私からみると、超若い! まだそのくらいなんだから、独占したい!って気持ちがあるのは当たり前だし、むしろ今のうちにたっぷり「独占できた」って体験も味わってお…

「てみる」

「あはは、最初は『~てみる』でいいんだよ。」 やってみる、行ってみる、見てみる、言ってみる…。 「『てみる作戦』!」 とかね。 そんな風に自分に言ったり子どもたちに伝えたり。 まずはちょっとでも動き出してみると、次の何かが動き出す。 「てみる」の…

■それもまたよし

■それもまたよし 浜の学校の本校です。保護者の方々は、海でのお仕事の方が多い。 今度、子どもたちのお父さん方と子どもたちで、ロープワーク&ワークショップをします。昨日はその打合せでした。 3人の漁師さんがご来校。 ありがとうございます(^^) 一緒…

どんな学芸会にしたい?なるといい?

もうすぐ学芸会です。 コロナの関係で、かつてのように大きな「まつり」としてはなかなか実施できないません。 とは言え、中身をつくるのは私たちだから、そこを私たちの「おまつり」にすることはできます、そこを子どもたち、職場の先生方、そして保護者の…

■働く、ってどういうことかな…

■働く、ってどういうことかな… 1学期は、地域のお店(コンビニが1つだけありまして)に子どもたちと「弟子入り」して、その仕事の一端を見せてもらったり体験させてもらったりして、仕事の工夫や多様な他者がそこには関わっているんだね、ということを考え…

■「カギをかけない」

■「カギをかけない」 「今日1日、みなさんと話し合ってたどり着いた、それぞれの『考え』をぜひ、ご自身の“宝箱”におしまいくださいね。あ、でも、そこにはカギを掛けないでおいてください。時々取り出しては刷新する、そんな作業をおすすめします。」 そん…

■ムズカシイことはいいから、まあ、やってみよー、考えながら。

■ムズカシイことはいいから、まあ、やってみよー、考えながら。 体育は「表現」。4~6年生の合同体育。極小規模だから、子どもは8人、担任陣3人。ゆくゆくは、来月ある学芸会につながっていくように、と担任陣3人で相談しつつ子どもたちにもそれを伝え…

「同じ」と「違い」

「同じ」だと安心し、「違う」と不安になる。 そういうことも多い。 同じだと仲間みたいに感じて、違うと敵?批判者?(大げさにいうと、ね)みたいに捉えてしまうからかもしれないな。 でも、そもそも、まったく「同じ」なんてほぼ無いわけで、こと人間限っ…

揺らぎ

「揺らぎを奪わないようにする。」 「分かりやすいということは、考える機会を奪うことでもある。」 先日、ある場で出た話題。 ほんとうだな、と思う。 「分かりました。」 とか 「これはこうすればいいのです。」「そっか」 「今までこうだったので、こうし…

朝のおしゃべり

クラスの子と、この間お会いした鹿猟師さんからから聞いた話をちょっとした。 「いやあ、ここまでは聞いたけど、ここから先は私も『あ、ああ…、あ、あんまり詳しくなくていいです…はは…』みたいに言ったんだよねー」 「せんせ、それって怖くないですか?…」 …

■ たずねてみる

■ たずねてみる 地区を歩いていて。 一件の家で、道路に昆布が干してあった。 ああ、これこれ。 雄勝の東部、半島部のほうでは、こうしてときどき昆布が干してある光景を見ていた。震災前の雄勝小に勤務してころ。 「わあ、昆布を干しているんですねー!」と…

そこにある、という感じ

実は、オンライン会議は苦手。 実は、という程でもなく、私を知っている人は 「そうだろうねぇ」 って思うだろう、かな? これだけ、Zoomでのオンライン研修やミーティングが増え、それに参加することも増えてきた今。 そして、自分がある程度中心になってそ…

リズム

学校事情で、1,2年生の教室の補欠に。 あたり前だけど、「やりたいとき」と「やりたくない」ときってやっぱりあって、ちびっ子だとそれが本当にいい感じで出せる。すてきだ。 「あ!これやりたい!もっとやる!」 って時もあれば 「えーーー、もういい。…

コミュニケーションの量を増やす

いろいろと忙しくなったり、余裕がなくなったりすると、不安が高まる。 不安が高まると、「ここだけ」「そこだけ」とはっきりさせたくなる。 視野を狭くすることで安心を得ようとする、って感じか。 そうなると、先の不安も重ねて、コミュニケーションも単調…

「右肩あがり」がいいわけでもない。

「右肩あがり」がいい訳じゃないな」。 「右肩あがり」の部分もあるけど、そうじゃないところがあるから「右肩上がり」の部分もあるってことなんだな。 長い現状維持のように見えても、それは次への休息だったりする。 いったん沈んだり下がったりするように…

「ああ、ここだ…」

まだ、わかり合えてないな…というところからのスタート。 どっちが正しいとか間違っているとかの話ではなくて。 まだ、お互いが見えている世界がお互いに気付けていないだけ。 「噛み合っていかないなあ…」で諦めないで、時間を掛けて話していたら最後に 「…