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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

一人一人に事情がある

 この間、ちょっと、いらっとしてしまったことがありまして。

その方に、悪気はないことは十分分かって居たんですが、そんなこと言われるとはまったく思って居なかったし、

(え?それって納得ずくだったはずではないの?)

って思いもあったし。

 

 一緒に考えているはずだったのに、急にはしごを外されたみたいな気分にもなったり。

 今までの、まったく関係のないことも、頭の中でガチャンガチャンと連結して、

「私がいらっとしてもいい」ストーリーが、瞬間的にできあがった、そう「推論のはしご」を一気に駆け上ってしまったのです…。

 

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 お恥ずかしい。

 

 他者には他者の事情があるってこと。

私の中では、

(え?それはおかしいでしょう?)

と考える筋も、他者にとってはそうじゃないってこと。ちゃんとした正義。

 

 実はどっちも正義なんだよなあ。

 

自分の正義を一旦脇に置いて、他者の事情についてを想像力を働かせられるか。

 

 そこについて、ちょいと失敗してしまったな。

 

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