■腑に落ちるから、楽しくなる
連日の大雪で、この間は、とにかく雪かき、雪掘りだった。
駐車所の車の上にも、こんもり雪が積もり、ぱっと見、どこに車があるのかすら、なんとなくしか分からない、そんな感じでした。
先日、雪がやんで、やっとこさ、久しぶりに車を掘り出しました笑。
途中、何度か雪を払ってはいたのですが、払っても払っても次から次と降り積もるので途中からもう諦めていたところでした。なので、車の上には50㎝か60㎝くらいの厚みの雪。
上の方から順番に落として言ったのですが、車のボディーに近づくにつれ、雪は固く圧雪状態に。
(なるほど、重みで圧縮されているというわけか…)
(単純に雪の厚みが降雪量ってわけでもないんだな…考えて見ればあたりまえだが)
ある程度まど落としていくと、塊でごそっと雪が落ちるときがあります。どうやら、下層の圧雪部と上層の圧雪部の境目にやや溶けた部分があって、そこを境に滑り落ちるみたいです。
さらに、今度は車のボディと圧雪部の間に溶けた雪が入り込むと、なんと、気持ちがいいくらいに、ごそっと雪が滑り落ちて行きます。
(なるほど、ボディと雪の間に水が入り込んだだな…)
(あー、これがつまり表層雪崩と全層雪崩、ってことなんだな。)
理屈では、「分かっている」ことでも、なんか、こうして、自分の手と目で味わって
(そうかー)
と思えると、なんか「分かる」がまた一歩進んで、感覚的にも腑に落ちる感があって、「分かる」が自分の中で広がる、拡張する気がします。
言葉や頭だけでの「分かる」では、つまらないな。
そこに、体感が入ると面白くなるなー。
途中から、
「きた!表層雪崩!」
「おおー、全層雪崩~!」
とか言いながら、遊んでいました笑。