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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■ひとまず子どもの(相手の)思考の流れに乗っかってみる

■ひとまず子どもの(相手の)思考の流れに乗っかってみる


 ひとまず子どもの(他者の)思考の流れに乗っかってみる、って大切なんだな、と思った次第。

 国語で「漢字辞典の使い方」を一緒に学んでいて。

 3つの索引の仕方(部首索引、音訓索引、総画索引)は、すぐに理解できて、お試しにやってみてもお目当ての漢字を見付けることができていたので。

 それでもって、自分の名前の漢字の意味や成り立ち、住んでいる地域に使われている漢字なんか調べてみて
「なるほどー、だから○○ってことかもねー」
なんて面白がっていて。
「じゃあ、これってこういうことかな?」
「んで、調べてみようかー」
なんてやっているうちに、○さんの目に留まったのは

 凹凸!

「なんですか?!コレ!」
って言うから、
「漢字なんじゃない?」
っていうと
「???」
と。

 そこから、その凹凸の字の
「筆順ってあるのかな?」
「そもそもなんて読むの?」
から始まって、それぞれの字形を模したキャラクターくん?をホワイトボードに描いてみたり
「合体!」
とかって遊んで?みたり。

 そして、最後に
「漢字って…コワイ笑」
なんて言うもんだから一緒に大笑いして。

「そうだねえ、漢字恐るべし!ですなあ」
と。

 
 なんか凹凸の漢字から、学習の本筋?から脱線したようなところもあったけれど、
(とりあえず、ちょっと乗っかってみようかなー)
って面白がったのが、結果よかった(当社比)かな笑。

 
 漢字って面白い(コワイ笑)!って「漢字」られれば、それはその後に続くでしょ?ってことで。そして続くように今後のプロセスをデザインできたらいいな、と思いました。

 

 

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