「居心地の悪い場所に居続ける」
そういう一文をある本から見付けて、注目してしまった。
普通に考えれば「居心地がいい」(善)で「居心地が悪い」(悪)なんですよね、普通は。
「居心地がいい」
つまり自分自身の場合は「うれしい」「楽しい」「気持ちいい」状態。
グループや集団、例えば教室や職場だったら「安心・安全」な状態。
居心地がいい、そこを目指しているわけです、普通は。
とはいえ、敢えてそこに居続けない、居心地が悪い状態に敢えてとどまる、もしくはそこに向かう…。
そんなことも、実はいるんだな、と思った一文。
こうして、言葉のストックができると、
(ああ。そうかそうか、そうだな)
と、不安定な状態になったとしても、先が見通せたりする。
それがこの先の「居心地がいい」につながる道だったりもする。