■「葉っぱ、落ちてくるねえ。」
先日の小春日和の朝。
気持ちがいい日射しが降り注いでいるので、
「チャンス!」
と思って、子どもたちと校庭に出ました。
鬼ごっこをわいわいとやって、疲れたので、ブランコのところで一休みしていたら、風がふっと吹きました。
すると、そばにあった大きなケヤキの木の葉っぱがパラパラパラ~と舞い降りてきて、今度はそれが地面に落ちないうちにキャッチする遊びに転換。
みんなで上を見上げながら、子どもたちが
「葉っぱ、落ちてくるねえ。」
「あっちの葉っぱは黄色だねえ。」
「バナナみたいだねえ…」
と。
そうだねえ、バナナみたいだねえ、とうなずきながら、
(こうして、感じたことを一緒に、そうだねえ、っていう時間っていいよなあ)
と思ったのでした。
そして、
(こんなふうに、すっと気持ちを伝える言葉が出せるって、やっぱりいいよなあ)
と思ったのでした。