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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「あそび」の保障

■「あそび」の保障

 

 先日の神社での「落ち葉合戦」以来、何かと「落ち葉」がらみの学び(あそび)が続いています。鬼ごっこをしながらの落ち葉集めや、そこからの鬼ごっこ×落ち葉合戦、舞い降りてくる落ち葉を箱でキャッチ、など。

 

 私のポケットに落ち葉を突っ込んでくる、服の中に落ち葉を入れてくる、といる荒技?も出てきますが、これくらいで叱るのは、無粋です。そこそこ、やり返します笑。

 


 今日は、外に出ると、風がピュー。
「落ち葉、飛んでるね~」
と子どもたち。
 そこから、次々飛んでくる落ち葉を手でキャッチする遊びになりました。

 これがなかなか難しい。とれそうかな?と思うと、ふわっと方向を変えたり上にまた上がってしまったり。

 

 しばらくわいわいと楽しみました。


 デジタルゲーム全盛となり、子どもの「遊び」もずいぶん様変わりしてしまった感があります。

 しかし、こうして身の回りにあるものから遊びを考えだすのは、やはり子どもたちだなあ、と思います。

 ここのところ、毎日朝のスタートは校庭にでて、ひとしきり走り回る、のが日課。そういう時間が多くなると、自然と遊びって変化・発展していくものだな、と見ていて感じます。

 

 身の回りの人や自然、社会に積極的に働きかけ、楽しむ(自分との関わり、自分の生活との関わり)ことは、まさに「子ども時代」にたくさんたくさん積み重ねておきたい体験だと思っています。

 

 子どもたちの「邪魔をしない」が、ほんとうにキモだな…って感覚になっています。