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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■仕切るではなくて、ホールドする

■仕切るではなくて、ホールドする

 

 調和している場って、例えば、振り子時計の振り子が左右に振れているような感じだったり、砂浜で波が押しては返し、みたいな感じだったり、かな。

 

 バランスのとれた場は、多少乱れが生まれたとしても、周囲の「いろいろ」によってすっと吸収されて、また元のリズムに戻って行ったり、という、なんかそんな感じがあるような気がしています。

 

 反対に、何かのインパクトが入って、リズムが崩れ、そのまま元に戻れない、そしてそのインパクトだけが際だってしまってそれまで調子をつくっていた「いろいろ」がなりを潜めてしまう、そんなことだってあります。

 

 あ、チゴガニが同じ調子でダンスをしていたところに、何か「じけん」が起こって、カニたちはみんな穴に逃げ込んじゃった、みたいなイメージというか。

 

 調和って、やっぱり、そこにいるみんなでつくるものだな、そうだと復調もしやすい。どこかに力が入りすぎたりすると、崩れる。

 

 バランスを欠くと、そうなることが分かっていれば、元にも戻せるか…。

 

 場をホールドする役割は、だいじだな。

 

 ただの自分の考えごと。