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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■学校と地域の協働、って。

  例えば、学校と地域の協働を考えた時に。

 

「持続可能なつながりをつくっていくために」を考えると、学校と○○の組織的なつながりを構築すること、と考えるかどうか。つまり、それは「個人につながりに頼ることなく」って意味も含まれているってことだと思います。

 

 もちろん、つながりを作ってくれている人が、いつまでもいるわけではないから…というのも分かるし、組織と組織の関わりが大事になることも、その通りだと思います。

 

 その上で、なんですが。

 

 私は、それも、個人と個人のつながりが十分あっての、それ、だと思っています。個人と個人のつながりが、多様に網の目のようにあって、それが常に進化発展変化していく。成長していく。人が入れ替わったとしても、そのつながりがまた新しいメンバーの中で、再生産されるような、そんなサイクルをみんなで回して行く、面白がって。その集合体・結果としての「組織と組織のつながり」イメージ。

 

 ああ、やっぱりそこに「対話」があるってことだなあ。そして、それは他者(立場の違う、異質な)への、好意的な関心がベースにあることなんだな、と思った次第でした。

 

 それが教員としての「主体的・対話的で深い学び」ってことじゃないのかな、とも。