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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■「ふるさと、ってなんだろうね?」

■「ふるさと、ってなんだろうね?」

 

 今日、ある方としばらく、ホワイトボードを前にしながら話し込んでいました。実に楽しい時間。

その中で、

「ふるさと、ってなんだろうね?」

と尋ねられて。

 

私にとって、「ふるさと」って何だろう、どこだろう?と考えることになりました。

 

私は東京生まれで東京育ちではありますが、

(でも、そこがふるさと…とは感じていないな…)

と思うのです。

 

私にとって、ふるさとかな…って今思えるには、教員になって赴任した「牡鹿」であり、「女川」「雄勝」「河北二俣」だなあ…と。

そこでは、いろんな出会いやチャレンジや試行錯誤がたくさんあるから。学校を中心にしながら、子どもたちと地域を歩いたり、保護者や地域の方々にいろいろ教わったりもしてきたから。

そういう意味で言うと、行くところ行くところが、自分にとっての「ふるさと」づくりになっていたのだろう、と思います。

 

そこでの、そこの人との思い出。

 

最近は、鹿角だったり鯨歯だったり、雄勝石のペンダント提げていることが多いです、気が付けば。どれもこの土地ゆかりのもの。

思いだして見ると7~8年前も雄勝石を首から提げていたことを思い出しました。前から「地元のもの」が好きだったんだな。

 

多分自分の中でのアイデンティティ、拠り所をそこに留めておきたい、そんな気持ちなのかもしれません。確証はありませんが。

 

行くところ行くところで、自分にとっての「ふるさと」づくりをしてきた、その証としての印、みたいなものかな。

 

その気持ちを持ちながら、今、福島磐梯町

自分の胸元に「石巻地区(牡鹿、女川、雄勝、河北二俣)」を置きながら、ここでも、自分なりの「ふるさと」づくりを進めたい。やることは一緒。

 

やがて、磐梯町の「○○」もいつもそばに置くようになると思います。

今のところは「磐梯山」と大きく書かれた酒造会社の前掛け布を使った鞄を愛用中。

 

ここでの試行錯誤を、ちゃんと楽しみたい。

 

鯨の骨(歯だっけ?)製の、ココペリ。愛用中。牡鹿