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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「なんか、明るい会議でしたね~、楽しかった。」でうれしい。

 昨日は、今年度第1回目の学校運営協議会と、同時に地域学校協働本部の立ち上げの話し合いの場が持たれました。

 参加者の方々の積極的な姿勢のおかげで、ある方からは

「なんか、明るい会議でしたね~、楽しかった。」

と言ってもらえ、うれしいです。

(でも、楽しくしたのは、参加者の方々なんですけどね)

 

 まあ、会議が楽しかった、と思ってもらえれば、まずはOKです。お互いのいい関係性が基盤にあって、物事は進んでいくので、まずは「楽しい時間を共につくる」ことは大切にしたいことなのです。

 

 目に見える部分で言えば、この第1回目の会議の準備を進め、いい感じでスタートを切ることができるようにすることが、ある意味、4月からの私のしごとの「はじめ一歩」。

 だから、そこまでに自分なりにこの磐梯地域の「ひと、もの、こと」に触れて対話しておきたい、と思ってここまで過ごしてきたつもり。

 一つ一つの会議も、学びの場だから、「関係性」が大事だと思っています。この間で、この町のポテンシャルの高さに驚き、もっともっと、ここの「ひと、もの、こと」に触れたくてたまらなくなりました。実に役得です。

 

 2小学校、1中学校、そして1幼稚園が合わさった形の学校運営協議会だから、ちょっとその持ち方も今後の運営のサイクルの回し方も工夫がいるなあ、と思います。だけど、やっぱりベースになるのは、各学校長、幼稚園長と運営委員である保護者や地域の方々が、フランクに話せる関係性だと思っています。

 お互いのことを、よりよく知る、役割、役職ではなくその人の一面も知る、そんなことも意味があること。

 

 だから、今回は、チェックインの段階でくじ引き席で決まったメンバー同士でシャベリカでスタート。わいわい、笑い声がたくさんの会議スタート笑。

teamgame.stores.jp

 

 もちろん、学校運営協議会や地域学校協働本部の目的や内容に関わる必要な話し合いもちゃんと行いましたし意見交換もできる場も設けましたよ、でも、どうであれ、気軽におしゃべりができる関係性と場の環境は、やっぱり大切にしたいし、会議を重ねるに従ってそれが広がったり整っていったりすることを、メンバーの方々と一緒に目指したいのです。

 それが結果的に、「地域と共にある学校づくり」や「学校を核とした地域づくり」につながっていくでしょう。そこを目指していけるようにしたいですね。

 

 ふと思い出したこと。

 そういえば、かつて、2小学校と2中学校が統合して、新設雄勝小・中学校が開校。その最初の職員会議でも、私はシャベリカでスタートするプログラムを組んだんだったなあ。しばらく職員会議の定番になったけど笑。

 

 同じだなあ笑。

 

 次回の会議も楽しみだな。

 

磐梯町は、磐梯山の裾野。だから棚田がふつう。