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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

やれることを探ろう

  「なんか…、なんかだよねえ…」

職員室の空気も、なんか、なんかである。

 

 まあ、それもそうで。

 

 突如として終わってしまった今年度だったので。

 

 卒業式も修了式も終わってはないから、「終わった」わけではないけれど。

でも、途中ではしごがなくなってしまった感は否めない。

 

 感染予防に努める、ということを第一に考えないといけない、のは分かった上での話。

 

 さて、となれば、この状況をどうやって少しでもプラスに変えるか、だな。

 

 先月28日、翌日からの臨時休業を伝えなくてはならないときに、当時震災のまっただ中にいた先生が子どもたちに伝えた言葉。

 

「震災が私たちに教えてくれたことは、『高台に逃げろ』なんてことだけじゃないんだ。『やれることをやること、あきらめないこと』。震災が教えてくれたことはそういうことだよ。」

 

 その言葉が印象に残ったことを、今、思い出した。

 

 

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