「なんか…、なんかだよねえ…」
職員室の空気も、なんか、なんかである。
まあ、それもそうで。
突如として終わってしまった今年度だったので。
卒業式も修了式も終わってはないから、「終わった」わけではないけれど。
でも、途中ではしごがなくなってしまった感は否めない。
感染予防に努める、ということを第一に考えないといけない、のは分かった上での話。
さて、となれば、この状況をどうやって少しでもプラスに変えるか、だな。
先月28日、翌日からの臨時休業を伝えなくてはならないときに、当時震災のまっただ中にいた先生が子どもたちに伝えた言葉。
「震災が私たちに教えてくれたことは、『高台に逃げろ』なんてことだけじゃないんだ。『やれることをやること、あきらめないこと』。震災が教えてくれたことはそういうことだよ。」
その言葉が印象に残ったことを、今、思い出した。