■学びのパートナーシップ
昨日は今年度の始業式。
始業式といえば、新担任の発表、かな
私は、この始業式における、「じゃーん」的な担任発表ってどうなんだろうな…って思いを前から感じている。玄関に貼っておくか、教室に入ったら分かるようにしていればいいんじゃいかなーって思っていて。
それにはそれなりの意見もあるんですが、まあ、今回はそこは置いておいて。
そうは言っても、担任が誰になるか、は子どもたちからすれば重要なことではある。それは分かる。一方で、誰になっても新しいチャレンジはできるんだよ、ってことも同時に伝えたいこと。だから…(あ、まあ、そこはおいておこう)
今年は3年生の受け持ち。とっても元気なメンバー。
発表時は、たいそう喜んではもらって、それはそれで、まあ、歓迎されているんだから嬉しいことは嬉しい。(そういうところがまた複雑ではあるんだけど。『やったー!』でも『えー!』でもどっちでも揺らぐから、普通に発表して欲しいんだよね…笑)
嬉しく感じて、「よっしゃーがんばるぜー」なんて思う一方で、(まてまて…)と思う自分も持っていたい。
さて、喜んでもらえたのだから、私としては1年のいいスタートにつなげて行きたい。子どもたちの期待にも応えたいと思う。
問題は、なぜ喜んでもらえたのか?そう「なぜ?」
そこを自分なりに考えてみるに…。あくまで予想。
〇オトコの先生だから(自分が小学生の時はそんな感覚があったなー)
〇自分たちのことは自分たちに決めさせてくれそうだから(強制とかはしなさそうだから)
〇細かいことで注意したり怒ったりしないから
〇学校の外に出て学びそうだから
〇自分のペースで学習できそうだから
〇「お勉強」を強いられなさそうだから
〇ありがとう!とかたくさん言ってくれるから
〇最後まで話を聴いてくれるから
これはあくまで、私自身の予想だから、合っているかは分からない。(そもそも、全員が喜んでいるかどうかも、確証はない。そう見えただけ。)外から私を見て、そう感じてくれていたのなら嬉しいな、という、あくまで私からの希望的観測笑。
さっき挙げた、「喜んでくれた理由(私の希望的観測による予想)」は、私自身が大事にしていることであり、私なりに考えをもってやっていること。「こうしているのはね、それはなぜかというとね…」ってことを、多分この一年間、その時の状況や相手によって、いろんなカタチで伝えていったり一緒に考えていったりすることになる。そして、当然いいこともあれば、よくないこともおこるってことなんだなー。
私自身も子どもたちとのこの1年間の関係の中で、また、たくさん学ぶだろう。それもまた楽しみ。子どもたちと、お互いに「大事にすること、したいこと」をすり合わせていく、そんな1年にしよう。
1年が終わった時に、その「理由」を子ども自身が自分の言葉でも話せたり、また、もっといい考えを出してくれたり、反対に私に注文を付けてくれたりするようになったりすると、むっちゃ嬉しいな。
子どもたちは、私の学びのパートナーでもあるわけです。子どもたちと、どんなパートナーシップを結んでいくか、ってことだなあ。
楽しみ。