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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

生きたものとして伝える

「棟梁」(小川三夫 著)という本。

「言葉では無理やな」

から始まります。

 小川三夫さんは宮大工の棟梁。

 

「人に任せ、人に譲ることで、伝統の技を生きたものとして伝えていけ。」

 

「守ってきた技は文字や数字では残せないもんや。人から人へ、『手や体の記憶』として受け継いできたんや。人に技を記憶させるのが修行や。その一端を担ってきた者の思いや。」

 

だから 小川さんは「一緒に暮らして、一緒に仕事をする。」

 

 

 生きたもの、として伝える。そうでないと意味がないってことだなあ。

「伝えたからね」

ではないってことだな。

 

 

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