■情報化?身体化? どっちもだとは思うけど。
コロナのこともあってか、それとも今までのいろんな課題が目に見えて噴出してきたからか、ニュースを見ていると残念なものとか、
(どうしてそんなことになるんだ?)
みたいなものもある。
昨日の朝のニュースの中でも
「社会が壊れてしまっている。」
という表現をしているコメントもあって、
(ショッキングな言い方だな…)
と思いつつ、その時に報道の中身からいうと、そのような表現もまた妥当だと思わざるを得なかった。
社会不安、とコミュニケーション不足。
どっちが先か後かは分からない。先後の問題でもないのかもしれない。
「つながり」「絆」「かかわり」とか度々聞く割には、それとは反対のことも同時に起こっているんだろう。
そういう言葉を出せば出すほど、反対のほうにも振れていく?
今、国語の中で「思いを馳せる」ってことを軸に一緒に考えているんだけど、文字情報から書き手の姿に思いを馳せたり、リアルに接する人には思いを寄せたり。そんなことがあたり前にできるってことが、今必要なんだろうな、と思う。
敢えて声高に言わなくても、
(あたり前だよね)
でいいんだな。
「情報化」じゃなくて「身体化」かなって感じたりする。
そこが「難しい」のかな、今は。
どうなんだろう。