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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■情報化?身体化? どっちもだとは思うけど。

■情報化?身体化? どっちもだとは思うけど。


 コロナのこともあってか、それとも今までのいろんな課題が目に見えて噴出してきたからか、ニュースを見ていると残念なものとか、
(どうしてそんなことになるんだ?)
みたいなものもある。

 昨日の朝のニュースの中でも
「社会が壊れてしまっている。」
という表現をしているコメントもあって、
(ショッキングな言い方だな…)
と思いつつ、その時に報道の中身からいうと、そのような表現もまた妥当だと思わざるを得なかった。

 

 社会不安、とコミュニケーション不足。

 

 

 どっちが先か後かは分からない。先後の問題でもないのかもしれない。

 

 

 「つながり」「絆」「かかわり」とか度々聞く割には、それとは反対のことも同時に起こっているんだろう。

 

 そういう言葉を出せば出すほど、反対のほうにも振れていく?

 

 

 今、国語の中で「思いを馳せる」ってことを軸に一緒に考えているんだけど、文字情報から書き手の姿に思いを馳せたり、リアルに接する人には思いを寄せたり。そんなことがあたり前にできるってことが、今必要なんだろうな、と思う。

 

 敢えて声高に言わなくても、
(あたり前だよね)
でいいんだな。

 

 

 「情報化」じゃなくて「身体化」かなって感じたりする。

 そこが「難しい」のかな、今は。

 

 どうなんだろう。

 

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