■「続ける?」「やるー!」
あたり前だけど、一人一人の理解の度合やつまずきの箇所、もちろん興味(ひっかかり)の部分って異なる。
算数、っていう「同じこと」をやっていてもそう。
今の自分にちょうどいい課題を選んで、時間もペースも自分で決められて、他者のサポートもだって必要に応じて得ることができるのなら、やっぱりやりたくなるのが人間。
モンテッソーリ教育で言っていた「自己教育力」。それは誰にでもはじめからあるもの。
「あの、そろそろ時間ですけどー」
「え?今いいところなのにー。」
「続ける?」
「やるー!」
「集中現象」と「繰り返し」が出始めたら、邪魔することはないですよね。
「じゃあ、算数、続けるか~」
「OK!」
はじめは「無力」そこからの「自立」そして「相互依存」へ。
それぞれがそれぞれの強みを生かして、共に前に進むことが、こと「算数の時間」にも普通に小さくできればいいんだよね、と思う。