低学年のクラスの前を通り掛かった昼休み。
何やらもめている。
「それはさあ、そうじゃなくてー」
「でも、それって、こうでしょー」
「だから、これはこうでさー」
「そんなことで怒ることないじゃーん」
みたいな感じで、2,3人でお互いの主張をしている。
「どーしたのー?」
とは聞いてはみたものの、他の女の子が仲裁に入っていたので、そのままそこにいて見ていた。
そうしているうちに、その怒っていた子が泣き出した。そうすると他の女の子が、すっと寄ってきて話を聞いている。
「そんなことで怒らなくてもサー…」
と行っていた子もちょっと困った顔になっているところで、また他の子が
「でもさー、〇ちゃんは、嫌だっていってんだから、それはだめじゃない?」
って言うんだな、そうすると、相手方の子も、
「うーん、ごめんねー」
ってことになって。
何やら終わったみたい?
「じゃ、いくねー」
と私は自分のクラスで5時間目。
5時間目に、もう一度、そのもめていたクラスに寄ってみて、
「どうなったの?もういいの?」
って聞いたら、
「いいでーす!」
だって。もめていた子たちを見て
「君らももうオッケーなの?」
って聞いたら
「うん!」
とな。
よかった、よかった。