次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

もめてた、なんとかなったようだ、よかったよかった

 低学年のクラスの前を通り掛かった昼休み。

何やらもめている。

 

「それはさあ、そうじゃなくてー」

「でも、それって、こうでしょー」

「だから、これはこうでさー」

「そんなことで怒ることないじゃーん」

みたいな感じで、2,3人でお互いの主張をしている。

 

「どーしたのー?」

とは聞いてはみたものの、他の女の子が仲裁に入っていたので、そのままそこにいて見ていた。

 

 そうしているうちに、その怒っていた子が泣き出した。そうすると他の女の子が、すっと寄ってきて話を聞いている。

「そんなことで怒らなくてもサー…」

と行っていた子もちょっと困った顔になっているところで、また他の子が

「でもさー、〇ちゃんは、嫌だっていってんだから、それはだめじゃない?」

って言うんだな、そうすると、相手方の子も、

「うーん、ごめんねー」

ってことになって。

 

 何やら終わったみたい?

「じゃ、いくねー」

と私は自分のクラスで5時間目。

 

 5時間目に、もう一度、そのもめていたクラスに寄ってみて、

「どうなったの?もういいの?」

って聞いたら、

「いいでーす!」

だって。もめていた子たちを見て

「君らももうオッケーなの?」

って聞いたら

「うん!」

とな。

 

 よかった、よかった。

 

f:id:motoryou:20200309113342j:plain