「でも、学ぶということはそういうことではありません。受け取ったものの『エンドユーザーになる』ということではありません。『パッサーになる』ことです。」
こんなメモが出てきました。
多分、内田樹さんの本を読んでいてメモしたものだと思います。
誰かに伝えてこそ意味がある、そんな風に解釈します。
その「伝える」、っていうのは、直接的に「伝える」ことに限らないなあ、と思います。
事実、私も手取り足取り教わった訳ではないけれど、一緒にいたり活動したりするなかで勝手に「その人」から学んでいることって多いからです。
「その人」たちは、やっぱり、自分のためだけに何かをしている訳ではないなあ、そういえば、と思います。
私は生活綴り方、そして『学び合い』に出会って、そのエリアで前を走っていた方々から多くのことを学ばせていただきましたし、今もそこから、学んだことを軸にしてああでもない、こうでもない、とやっています。
それは多分ずっとです。
多くの方々から、いろんなパスを受けてきたなあ、と思います。
ありがたいことです。