■「第6回日本イエナプラン教育全国大会」を終えて・雑感
イエナプラン教育宮城支部が実行委員会として企画した全国大会が昨日実施されました。
結果的に、2年間継続しての全国大会企画。本当は昨年仙台で実施するはずが、途中コロナでオンライン開催に切り替えざるを得なくなり、それで
「今年ならオンラインでなくても、きっとできるだろうから…」
ってことで、2年連続で請け負わせていただいたのでした。
結果、今年もオンラインでたけど、それは仕方がない。
そして、全国大会のことだけを考える、
(オンラインだからこそできたことってけっこうあるなあ、悪くもないな…)
とも感じます。
昨年度からのことも考えると、仲間と学びながら準備してきた2年間。
「楽しく学び続けることの延長線上に、全国大会があるようにしよう!」
が、私たちの意識。それはご参加の皆さんや協会本部の方々のお力もあり、うまくいった感じでよかったです。ありがとうございました。
この大会で考えると、2年間だけど、実際のところ2016年の『学び合い』フォーラムからのスタートでもあり、もっと言えば震災後から10年たっての今ここ、ってことなんだと思っています。
あれだけの大きな被害を受け、たくさんの方々、子どもたちも命を失いました。だから、「学校がもとに戻る、だけでは足りないよ…」
っていう思いもありましたし。
そんな中で、多くの方々が支援に入ってくださいました。学校教育や子ども支援関連の方々も全国から来てくださり、種を蒔いてくださいました。その種を育てたいよね、と仲間と続けてきた「今ここ」なんだと思っています。ありがとうございます。
『学び合い』だったり「ホワイトボード・ミーティング®」だったり、「イエナプラン」だったり、「看板」はその時々で違っても、仲間とやってきた中身は実は同じ。
「自分だけでできることは何にもない」
「人にはそもそも力がある」
「人は、自分が社会(誰かに)影響を与えうる存在であることに気が付くと、本当の力を発揮できる」
「なんとかする、諦めずしつこく、でも軽やかに楽しく続ける」
そんなようなことを、実は震災からの経験で学んできたのかもしれません。
さて、今度は何する?何したい?(^^)