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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

やっぱり聴き合うことからか。

 今までいろんな場面で関わりのあった方々にお声がけいただき、一緒に実行委員として

不登校”どうしていいか悩む親御さんのための会」を開催しました。

 

 今までは、私の経験の中では、そのことで困っている子どもや保護者の方に出会ってこない感じで来たので、そこに絡まるさまざまなことの課題は感じつつも、自分の中での理解が、どうも中途半端な感じがしていました。

 

 だから、決して、その困り感が「分かる」とも軽々しく言えない、そんな気持ちもあります。

 

 会の中で、ある保護者の方がお話しくださった

「なんかあれば先生に相談できればいい、そう思えればいい。」

とおっしゃっていたんですが、まさに、と思いました。

 

 子どもを真ん中にして、当事者同士が、同じところに立って聴き合い話し合えれば、それでいいんだな、と思います。

「相談できればいい」ということなんですね。

 

 もっとも、それが難しいときもあるんだ、というのも想像はできます。

 とはいえ、やっぱり、丁寧に聴き合うことからしか始まらないし、問題が大きくなってしまう前での「それ」がとっても必要なんだよね、ともあらためて思いました。

 

 毎日の地味な?やりとりの大切さもあらためて感じます。

 

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