次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「好きなことをする仲間として出会おう」 学校だってそうだよね

 あるラジオを聞いていて、気になったところ。

 「ほっちのロッヂ」という場。

hotch-l.com

 

 最初に出てくることばが

「症状や状態、年齢じゃなくって、

   好きなことをする仲間として、出会おう」

 

 この言葉に惹かれたのでした。

 ここの事業内容は「診療所・在宅医療」「病児保育」「訪問看護ステーション」だそう。だから、「症状や状態、年齢じゃなくって」って言葉になっているのかもしれませんが、私は

(学校も同じだよね…)

って感じたんです。

 

 「好きなことをする仲間として出会おう」

 

 できるとかできないでもなく、もちろん上とか下とかでもなく、教える人教えられる人でもなく、そういう区別なく。

 ただ「好きなことをする仲間として出会う」

 

 学校はもう、この時代、誰かと一緒に何か楽しいことをするところ、自分で考えて自分で決めるところ、仲間をつくるところ…、そんな場所として捉え直した方がいいんじゃないか、とけっこう本気で思っています。

 

 それが、これからの大きな「学び」じゃないのかな。

 

 生きたいように生きていく、そんな仲間と一緒に生きていく、そんな場。

 

 ホームページにあったこの言葉も、ほんと、いいなあ、と思います。

 

「人の強みや繋がる力を引き出していく。ケアする人、される人という二者をつくらない。人の流れをつくり、ケアの連鎖をつくってゆこうとしています。」