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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■それがあっての

 ■それがあっての

 今日は今年度2回目の、学校運営協議会。

 

 町で一つの「学校運営協議会」ですから、2小学校、1中学校、1幼稚園合同のそれ、となっています。

 

 町で、1つの大きな「学園」イメージになるといいな、というこの先。「大人とこどもでつくる」って感じ。

 大人も学ぶ、子どもも学ぶ、一緒に学ぶ、そういうことだと思います。

 

 さて、今回の学校運営協議会。大きなテーマは、

「各学校、園の教育目標について語り合う」。

 

 どこにも「教育目標」ってものがあります。そこには、それぞれのビジョンが詰まっているはずですよね。でも、意外ととそこについて学校の先生と保護者、地域の方々が

話すことってない気がします。

 だから。

「○○ってどういうこと?」

「○○ってどんなイメージ?」

「○○って具体的には、どんな子どもの姿?」

みたいなこと。

 例えば、「主体的に」なんていうことばも、

「主体性、って例えばどんな感じなのか、例えばどんな姿なのか、どんなエピソードがあるのか」などなど。

 抽象的になりがちな、それらの言葉を、校長先生と保護者、地域の方々で、あれこれとおしゃべりをすることでその解像度を上げていったり共有部分をすりあわせたり、そんなことをする時間をじっくりやりたいと思って。

 先月もそれに近いことをやり、今月もその続き。

 抽象的な言葉と具体的な子どもたちの姿がどんどんオーバーラップするようになっていくといいな、と思っています。

 

 なにはともあれ、校長先生園長先生たちが、保護者地域の方々と、わいわい笑顔で話している時間は、やっぱり貴重だ、大切な時間だなあ、とその様子を見ていて感じます。

 

 それがあっての。

 

 各学校においては、先生たちと保護者の方々の「学校教育目標ワークショップ」って形になりますね。

 かつて、前任校や前々任校ではそこに近い形で、PTA全体会でやっていたことを思い出します。

 

おしゃべりしよう