次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■「町長のしごとはね…」

■「町長のしごとはね…」

 

 今日は、小学校6年生の教室に、町長さんがゲストティーチャーに。

磐梯町のことが大好きで、そして詳しい人ってだれだろう…」

と考えた時に、

「それは、町長さんに来てもらったら?」

ってことになり。

 

 センターからお願いをしてみたら、快諾していただけました。ありがとうございます。

 

 磐梯町が大好きで、磐梯町のよさを伝えたい、という思いが伝わるプレゼンのあとの質問コーナーで。

 ある子が

「町長さんのしごとって?」

の問いに、

「それはね、『ここに向かって頑張って行きましょう!』と示すこと。さっきお話した『まちの将来像と指針』のことね。」

「みんなで考えて、みんなでつくったほうがいいものができますから。」

「私のしごとは、みんなを盛り上げることです。みんな失敗してもいいから、いろいろ考えてみてね、って。みんなが考えたほうがいいものができますから。みんながいろんなことを発想して盛り上がっていけるようにすること。ミスしてもいいよ、って。それが大事だと思っています。」

と。

 

 子どもたちはにっこりして、自然に拍手が起こりました。

 

 私はそれを聴きながら、

(担任のしごとと、同じだなぁ)

って思いました。

 

 町長さん、帰り際に

「ほら、役場、すぐそこでしょ?そこを通るときに、窓から私が見えたら声かけてね。窓開けて、質問にも応えるから!」

と。

 

 子どもたちと町長さんの近さ、なんかいいなあ、って感じました。

 

 町長さんもこの小学校の卒業生。「ようこそ先輩」みたいでした。

 

「ようこそ先輩」