■「理想論」はすてきだ
今日は、午前中は町の幼稚園、保育所、こども館、児童館の各施設長さん、副施設長さん、教育課の方々がセンターにきてくださり、ミーティング。(4施設みらい会議)。今回で3回目、になります。
今現在のお困りごとの共有と解決へのアイデア、それからこれからに向けてのプロジェクトなど。
午後からは、「磐梯山恵日寺資料館」の方々や、町で多彩な活動をされている方と一緒に、「磐梯町で教育旅行を企画すると、どんな感じか?」というご相談。
センターには、大きなホワイトボードが2枚あるので、それに様々なアイデアや意見を視化しながらお話を伺うことができます。
その後は、議員さんがおしゃべりにきてくださり、町の教育のこと、これからのことについてざっくばらんに。
最近はこうしてセンターにいろんな立場や役割の方々が来てくださり、お話する機会がずいぶん増えました。うれしいことです。
感じることは、
(やっぱり、聴き合い、話すって大切だ)
ってことです。お互いに感じていること考えていることを、面と向かってやりとりすることで、
(なるほどそういうことか!)
(そう思っているんだね!)
(いいこと思いついた!)
(それなら手を貸せます!貸してください!)
が伝え合えます。それに
「ありがとうございます!」
もちゃんと伝えられる。
当センターの役割の中心は、以下の答申の実現に向けてのプロジェクトを進めること。
https://bandai.fcs.ed.jp/wysiwyg/file/download/6/33644
一読した方や、説明をさせていただいた方には、
「理想論じゃない?」
ってことを言われることもあります。
ですが、「理想」は、「みんなで」心に留め、行動し続けることで近づくものだと思います。「達成」するものではなく、いつも追い求める目印。
私は小学校教員でしたから
(学校教育目標や、学級目標と同じだよ)
って思います。旗を振る人が、
「一緒にやろうよ」
「いけるいける」
「ここまできたね」
って言い続けること。小さなエピソードを積み上げていきながら、進んでいることを感じ合える場をつくること。学校や学級ではまさにそう。
こうして、センターに人が来てくださって(時にはセンターが出かけていって)そこに対話の場をつくる、そして誰かの強力なリーダーシップだけでなく、私たちそれぞれみんなの力でも前に進めていることを感じ合える場を「みんなで」つくること。お互いの感情を共有すること。
それこそ、「理想論だ」と思っていたことをたぐり寄せることなんだと、思っています。「理想論」だったら、すてきなこと。だったらそこに向かいましょう(^^)。