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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

「いやだ!」は言っていい、言ったほうがいい。

「いやだ!」は言っていい、言ったほうがいい。

 

本日はこれに参加させていただきました。

今日を含め、5日間の長い学びの機会です。

 

f-kodomo-care.org

 

「あんしん」「じしん」「じゆう」

ここから1日が始まり、夕方またこの言葉に帰ってくる、そんな感覚を得られた充実の時間。

 

結局は「人権」なんだな。

ことばで言えば、簡単だし、

「人権は大事だ、大切にしないと」

と言えるし、言えてしまう。

 

でもね、今日1日8時間だけでも、それについてすごくぐるぐる考え、参加者同士対話し、お互いにブラッシュアップできた感覚。

 

特に心に残ったことを一つ記すとすれば、

「いやだ!」

という言葉は、とても大切なことばだということ。これが言えることが価値あることだと言うことが沁みたこと。

 

この「いやだ!」という言葉。日常生活では割と、「言わないほうがいい言葉」「いっちゃいけない言葉」に、無自覚にカテゴライズされていないか、ということ。

 

でも、この「いやだ」が言えないこと、言える環境や関係性でないことが、あの万人が

「大事だ、大切だ」

と考える「人権」を危うくさせるものであること。

 

そして、その風潮は、社会的弱者に結局しわ寄せがいってしまう。そこに自覚的でなければならない、と感じる。

 

「いやだ!」

と言えること、そう言われたときに、自分も周囲も、一旦立ち止まること。立ち止まって対話すること。

 

「はい、よろこんで!」

なんて何でも言っている場合じゃないよね。それはマジョリティ、強者側の論理だな。

 

「いやだ!」は言っていい、言ったほうがいい。

それは、裏返せば「こうしたい!」になる。

 

 

「寅に翼」を思い出した。

 

 

あんしん、じしん、じゆう