「いやだ!」は言っていい、言ったほうがいい。
本日はこれに参加させていただきました。
今日を含め、5日間の長い学びの機会です。
「あんしん」「じしん」「じゆう」
ここから1日が始まり、夕方またこの言葉に帰ってくる、そんな感覚を得られた充実の時間。
結局は「人権」なんだな。
ことばで言えば、簡単だし、
「人権は大事だ、大切にしないと」
と言えるし、言えてしまう。
でもね、今日1日8時間だけでも、それについてすごくぐるぐる考え、参加者同士対話し、お互いにブラッシュアップできた感覚。
特に心に残ったことを一つ記すとすれば、
「いやだ!」
という言葉は、とても大切なことばだということ。これが言えることが価値あることだと言うことが沁みたこと。
この「いやだ!」という言葉。日常生活では割と、「言わないほうがいい言葉」「いっちゃいけない言葉」に、無自覚にカテゴライズされていないか、ということ。
でも、この「いやだ」が言えないこと、言える環境や関係性でないことが、あの万人が
「大事だ、大切だ」
と考える「人権」を危うくさせるものであること。
そして、その風潮は、社会的弱者に結局しわ寄せがいってしまう。そこに自覚的でなければならない、と感じる。
「いやだ!」
と言えること、そう言われたときに、自分も周囲も、一旦立ち止まること。立ち止まって対話すること。
「はい、よろこんで!」
なんて何でも言っている場合じゃないよね。それはマジョリティ、強者側の論理だな。
「いやだ!」は言っていい、言ったほうがいい。
それは、裏返せば「こうしたい!」になる。
「寅に翼」を思い出した。