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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

なんでもないようなことだけど



 昨日は夕方散髪に。
 年末だし、混んでいるかな~と思いながら行ったけど幸い待ち時間なく。

 いつも行っている、昔ながらの床屋さんである。

 店内に、お孫さんが2人。おそらく3歳くらいと5歳くらい。店内で遊んでいる訳です。なかなか賑やか。
 それでも、別に私は構わないし、ご主人も
「ほらほら、危ないことはだめだよ~」
なんていいながらも、特段、叱るわけでもなく。

 私もなんだか、
(こういうのも、面白いな~)
と思っていて。
 そのお孫さんたちが、大相撲の沖縄巡業で(沖縄から帰省中らしいです)、白鳳や朝乃山に抱っこされてお話したことなんかも教えてもらったり。

 そうこうしているうちに、洗髪になって、そのときにその5歳くらいの子が
「お手伝い、お手伝い」
と。
(なんだろう?)
と思っていたら、どうやら、ご主人と一緒に洗髪をしたいってことらしい。

「んー?お客さんに聞いてみな~」
とご主人。
(な、なんと!)
って思ったけど、そこは「だめ」とかも言えるはずもなく笑。
「いいよ~」
って言ったら、その小さい手で、洗髪してくれたのでありました笑。

 その小さな手の、なんかぷにょぷにょした感じがなんとも笑。

 

 そんな ちいさなできごと。

 なんとなく、昭和の感じがしたんだけど、こういうのが、10年後の商店や商売の値打ちになって欲しいなあ、と思ったのでありました。
    
     
 少々高いとしても、そこで買いたい、そこにお願いしたい、そんなお店、私もいくつかあるのです。
そこでは、大概、ものやサービスだけじゃなくて人にも会いにいく、そんな感じなのです。

 

 

 

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