「2019年度,自分でチャレンジしたいこと」を振り返る その2
次に、その2について。
□2 「ひとやまちが元気になる環境調整ができる」ファシリテーターとして立つ
○教室で,職員室で,会議で,地域で,エリアで…
○その輪を具体的に広げる。
そもそも、「ファシリテーター」とはなんだろう?って話。
そうありたい、と願うことはできるけど、そのイメージは日々進化しています。私の中で。
そうなろうと思ってもなかなかなれないし、そこを目指す道にきっと終わりはない。「そう」ありたい、と願い続け行動し、失敗もし、振り返り、また挑む、そんなことを繰り返す以外にはないってこと。
さて「ファシリテーター」。すっごく簡単にいうと「進行役」ってある。
うん、進行役。
いやあ、この「進行役」がまたなかなか幅広く、深い…。悩みます。
物事を「よりよく」進めるのには、それぞれが活かされ、楽しく気持ちよく、ときにうまくいかなくても「よっしゃ、次はどうする~(^^)」ってにこやかに「その先」を目指す、そんなプロセスを作っていくこと。
それを、短時間の会議でも、長期にわたるプロジェクトでも。
グループが変わっても、チームが解散しても。
新しいグループ、チームからまた始めて。
そして、グループをチームに、チーム同士もつながっていったり…。
そんなプロセスをデザインしていく?
うーーーーん、なんて難しいんだ…。
とも思うけど、実は最近は
(そんなに難しくない?)
(そんなに難しく考えない方がいい?)
とも感じているんですよね。
(気持ちの問題)
だって、自分がしようとすると、そんなことは無理だけど、みんなが「したいこと、実現したいこと」をそれぞれが自分の意思と判断でやって行く(もしくはやめる)のであれば、何も自分が難しく感じる必要はないわけで。
「自分が」都合良くコントロールしようとするから難しいってこと。
やることレベルで「コントロール」しようとしない。
それぞれの思いや願いを、みんなのハッピーにつなげて行く、そういうプロセス。
あきらめ?じゃなくて、そのほうがうまくいく、と感じているから。
そう感じられるようになったことが、今年の成果かな、と思う。
それだけ、職場でもそれ以外でも多くの方々に助けていただけたし、そのおかげで達成したいこともちょっとずつ進められてきた感じがするから。
数年前に
「こうだといいけどな~」
「これって、理想だけど、きっと『無理!』って言われるだろうなあ…」
なんてことも、結構実現できていたり、その道筋がだんだん見えるようになってきたものもあるから。
今だと、けっこうそれが当たり前っぽくなっていて、
(あ、そういえば、これってずっと前は『こうなったらいいなー』って思っていたことじゃん!)
なんてこともあったり。
でも、それって、結局、いろいろな皆さんの思いや意見を聴きながら
「じゃあ、どうしたらいいかな~?」
なんてことを繰り返してきたからかな、と思います。
最近読んだ本「他者と働く」(宇田川元一・著)にあった言葉。
「対話とは、一言でいうと『新しい関係を構築すること』です。」
「組織とはそもそも『関係性』だからです。」
「『私とそれ』の関係から『私とあなた』」の関係へ」
私にはぱちっと当てはまったんですよね。
だから、最初はうまくいかない。はい、いかない。
でも、何度でも「橋を架ける」「橋を架ける努力をする」ってことなんだなあ、と思いました。
そのための「準備」「観察」解釈」「介入」
それの繰り返しを、それでも(失敗も何度もしながら)しつこくやってきた、それは言えるかもなあ、と思います。
ここまでづらづらと書いてきて、ふと思い出したのが、大学の時の卓球部の先輩の言葉。
「なあ?負けない方法ってしってるか?」
「え?」
「そりゃあな、勝つまでやるんだよ、はっはっは!」
と。
その先輩、すごく強かったので
(そりゃあ、あなたは強いからさー)
とかって思った気がしますが(たしか…)
どこかで
(なるほど、そうかも!)
とも思ったのです、確かに。
「橋を架ける」ってことは、時にはそれなりに(そうは見えなくても)傷ついたりも実はするんだけど、
ときに
(まったくーーーーー!!)
(なんだよーーーーー!!)
って思うこともあるんだけど、それでも、願うことの達成に向けて(それは決してゴールはないんだけど)「橋を架ける」「架けようとする」努力や行動は忘れずにしていきたいな~と思ったのでありました。
私のマニュフェスト(これ、かつてのワークで2日かけて作ったんですが、大事にしています)の一部は、こういうこと(見方によっては大げさに感じられるかもしれないけど、言葉にしないとぼやけてしまうそうなので)。自分にちょっとプレッシャーをかけます。うん、来年はそういう年にしたいんだな。獅子座だし笑。しいたけ占い、かなり信じて行動するし笑。
「私は,全ての人が尊重される社会の実現のために存在します。つまり,私には,お互いがお互いを尊重し合う社会を実現したいと願う人のために,対話のきっかけをつくるという意志があります。
なぜなら,自分自身が私の思いを大切にしてほしいし,生きたいように生きることが誰かの役に立つことを願っているからです。」