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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

近い距離感で、やりとりを楽しむ

 

 「生活科・総合的な学習の時間発表会」があります。

 「発表会」というと、なんか堅苦しいけど。

 

 「今年、こんなに楽しいことやったんだ~」

子どもたちが、来てくれた保護者や地域の方々に、そんなことを伝えられたらいいなと思います。

   

 極小規模校の本校だから、「発表者」とお客さんがぐっと近くでやりとりができるようなものにしたいなあ、と思っていました。

 

 1年生から6年生までを4つのグループに分けてのポスターセッションみたいな場づくり。発表者とのお客さんの距離は1mほどに。

 

 「1年生の場はどうしようかあ…」

と担任の先生と考えて居たら、いいことを思いつきました。

「教室にある、こたつテーブルを使おう!」

ってことに(^^)

 

 リハーサルっぽくやってみたら、なんかすごくいい。1年生の彼らは、写真をもって今年やってきたことをおしゃべりしながら伝えます。

 こたつテーブルの距離感がなんかいい。まるで、家で家族とおしゃべりしている感じになります。頭と頭を付き合わせてやりとりする、そんな感じに。

 

 学校にあった毛布とか座布団も持ってきて、本当の「こたつ」発表コーナー完成!

 1年生の2人が、そこでお客さんをお迎えして、今年度のあれこれをおしゃべりする空間です。

 

 極小規模校のなせる技(^^)。

 

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