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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

環境、だいじ

 いろいろなタイプの人がいるっていいな、と思います。

 

 でも、そもそも一人一人違うのだから、「いろいろなタイプの人がいる」って言うのは、当たり前のこと。

 

 「このクラスは個性的な子が多いなあ」

「この職場は個性的な人が多いなあ」

 

 なんて言ったりしますが、正しくはきっと

「個性が発揮できるクラス、職場」

ってことなんだな、と思っています。

 

 発揮できるか、発揮できないか。

それは同時に

 「発揮できる環境か、できない環境か」

ってことかな。

 

 環境だいじ。

 

 でも、環境って人がつくるものだから、できない理由を環境のせいにばかりもしていられません。そのせいにしている方が、楽ではあるんですけどね。

 

「発揮させるか、させないか」「発揮するか、発揮しないか」

もどっちも人のすることだから、やっぱり

 

「で、どうしたいの?」

って話になるわけですよね。

 

「こうしたい」「このほうがいい」

っていうのは結構、勇気がいることでもあって、ある程度責任を負う覚悟がいるってことですよね。

 

 「カレーを食べるか、ラーメンを食べるか」くらいのことだって、自分で決めて

(あ~、やっぱりあっちにすべきだったなあ)

ってなれば諦めも付くし、

(こんどは、あっちにしよう!)

ってことになります。

 

 でも、

「どっちでもいい」

って言っておいて、

「やっぱり、あっちほうがよかったじゃないか」

とか言われたりすると、

(なんだよ~)

ってことになったり。

 

 

 あれ?なんか脱線してきた気もするけれど、

今みたいな、どんどん状況が変わって、ある面不安定な状況は、いろんなタイプの人がその持ち味を活かせるってことがとっても必要なことだなあ、なんて感じているってことでした。

 

 「あなたがリーダーだから」

って無責任に責任を預けきってしまわないようにしないとね。

 

 お互いにしっかり支え合っていかいないとね、ってこと。

      

そこに良好なコミュニケーション。それは自分たちで意識的につくる、ってこと。

 

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