■みんなでつくる
やっぱり、私は「みんなでつくる」ってところに基軸を置いていたいな、と思う。
それは、「人にはそれぞれ力がある」ことをお互いが信じることができる集団(それは学級だったり、職場だったり、組織だったり、大きくすれば地域だったり)になっていくプロセスを大切にしていくこと、そのプロセスつくりに、それぞれが参画することなんだと感じているってところかな。
プロセス、だからうまくいくこともあればいかないこともある。それに「うまくいった」と思うことでも違った角度からみたら「うまくいっていない」もある。その反対ももちろん。
一方的なコミュニケーションは、やっぱり「よかれ」と思った「指導」でも、それってやっぱり一方的でしかない、
「よくなった」でも「よくならない」でもそれはどっちでも個人の価値観に他者を当てはめることでもある。
それではやっぱり別なところにひずみが生まれるだけ、そんな気がする。
そのひずみもまたプロセスとして飲み込んで消化し、栄養に変えていくそんな柔軟な力がやっぱり集団にはあるってことも同時に信じているんだけど。
「人はそれぞれ力がある」ってことを信じる。
ある本の中に出てきた、「別解力」を常に探すってことと通じているかな。
○に近い△をつねに探す。それをみんなで。