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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

焦ることはあせるんだけど…。うーむ。

 ほぼ3月から始まっている、この「臨時休業」

 

 なんとか始業式、入学式はでき、新年度がスタートしたものの、再び「臨時休業」。

 

(いつ臨時休業になるか分からないな…)

と思って、はじめの1週間で多少なりとも準備はしたものの…というところ。

 

 どうしても、子どもの学びが今どうなっているのか、は気になる。

                 

「いのちがあり、健康であること、がなにより大切」

「学校で、当たり前のように友だちと学び合えることがなこんなにも貴重なことだったんだよね。」

 

 震災を経験した、東北沿岸の多くの教師や保護者の共通の思いだったのではないかなあ、と思っています。

 

 今回、再び、この前提に「静かに」向かい合わないといけない状況。

だから、なんか静かにしていられなくなる、そんな思いも頭をもたげます。

 

 この間、子どもたちはどんなふうに学んでいるんだろう?

 学ぶことに意味や価値、楽しみを見いだせているかな?

 

 それが分からないから、見えないから不安になるんだな。

 

 「あれもしないと…」

「これはどうする?」

「あそこではこうしているみたい…」

 

 焦る気持ちは不安から生まれるなあ。

 

 

 命と健康と、学ぶことは矛盾しないと思っているし、むしろそのために学ぶっていう感覚はあるから、「どっちが大切か」というのではなくて。

  

 どっちも、同じこと。

 

 そう思っています。だから、余計に焦るんだとも思っています。

 

 プラスに捉えれば、「子どもたちが自立的に学べる期間」、ではあると思うと同時に

その様子や息づかい、トライアンドエラーの様子が、思うように感じることができない、そこがなんともつらい感じなのです。

 

 

 一緒にいる時間と空間がないってなかなか、つらい。

 

 さて、どうしたらいいのかな…。

 

 やっぱり、子どもの声を聴く、以外にはないんだけど。

 その時間と空間が、なあ…。

 

 「信じる」の意味をまたも問い直すことになるなあ。

 

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