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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

研修にするもしないも、自分たち自身、ナノダ

 研修Aは「学習指導にかかわるもの全部」

 研修Bは「子ども理解に関わるもの全部」

 

 今年度の、職員研修は大枠、こんな感じです。

予定を立てて設定しているものもあれば、実施しながら「これって研修Aだね!」「これって研修Bになるね!」っていうのもある、というかあり。

 

 今から研修、これは研修、なんてしなくても、いろんなことを「研修」にするマインドを僕らがもつことが実は大事なんだと思うから。

 

 つまり、自分たちがいま一緒に見て入る「これ」とか一緒にしている「あれ」、今出合っている「この方」なんかを、

(子どもたちの学習に活かすとしたら…)

(子どもたちの学習に活かせないかな…)

という視点で見られれば、「研修A」に「なる」。

 

 職員室のおしゃべりの中で、子どもたちの姿を通してあたらしい良さに気付いたりすると

「お!これって研修Bになったね!」

ってこと。

 

 「では、これから研修を始めます」

みたいな研修だけが研修ではないよね、ってこと。

 

 昨日は、震災後、瓦礫のやまになっていたかつての雄勝の商店街の場所に新しく、ようやく観光物産館ができ、プレオープンの日。

 

 お祝いも含めて、学校の先生たちと一緒に出かけて、見学したりご挨拶したり、新しくオープンしたお店でお昼をいただいたり。

 

 たくさんのまちの人とお話したり、施設の概要をしったりすると

「あ、ここであんなことできそうだね。」

「この方と子どもたち出会えるといいよね。」

「わ、これおいしい!」

「あー、〇ちゃんのお父さんが作っているのがこれなんだあ!」

なんて気が付くこと、考えることがたくさんです。

 

 

 研修Aであり、研修B。

 

 研修にするもしないも、自分たち自身、ナノダ。

 

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