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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■教えるんじゃなくて、一緒に学ぶ

 教えるんじゃなくて、一緒に学ぶ。

 

そんなスタンスで教室にいたいと思うし、結構そうしている。

子どもたちが「書く」課題に取り組んでいれば、私もそうするし、調べていれば調べる。

 

 自分の意見だって

「私はこう思うけど、〇くんはどう思うの?」

とかも。

 

 分からないときは調べるし、調べて分かったときは

「おおー、〇〇らしいぞー」

とかった自慢げに言う笑。

 

 今できるとか、できないとか、分かるとか分からないとか、どうでもいいから、

一緒に考えたり調べたり、伝え合ったり、そんなことを楽しもうってこと。

 

「いやあ、今日はばりばりやって疲れたねえ~」

「そうっすねー。」

なんて帰る前に子どもたちとおしゃべりできる日はいい日。

 

 

 極端なことを言えば、教室と職員室が合体したっていい、ってさえ思っている。

おかしいかな?

 

 学ぶことと仕事は同じことなんだよな~って思っているから。

それから、いつでも「教えてもらえる」のが学習じゃないってこと。

 分からん、うまくいかない、から始まってそこから始まるもの。

 

 「分からない、に気が付けるくらい、まずは本気でやってみようぜー」

って子どもたちには言う。

 

「私のこと『先生』って呼ぶの、禁止ね!」

って笑っていうのは、そんなところの延長なんだよなー。

 

 だから学習後の振り返りにも、私も入るしTTの中学校の先生も入るし、「先生」だからって最後に話すわけでもない。サークルの位置によって順番に回ってくる、その中で「自分はどうだったか、どう感じたか」を話す。

 

 学ぶことのモデルでいたいと、努力する、そんな姿が示せればいいな、と思っている。

 

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