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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

ありがとうを言い合える時間になるといいな 

 子どもたちには、学習の時間が、「ありがとう!」を言い合える時間になるといいなあ、というのがイメージ。
 自分は自分の学習に一生懸命になるんだけど、その過程の中で誰かに助けを求めたり、誰かをサポートしたり。
 そんなことをしながら、一人一人が次の一歩を目指す。

 小さな、最小コミュニティが教室。

 人と人とが関わることは、一方で「わずらわしい」こともあるのを承知しておくことって結構大切だとは思っている。でも、やっぱりそこを超えて、関わっていくことに大きな意味もまたあるし、そうじゃないと大概のことはうまくいかないものだ。

 その「ある面」煩わしさを超えていく原動力は2つある、とある本には記載があった。

 ①本当に困ること
 ②楽しさ、面白さ

 やっぱり「あそび」だなー。

 適度なドキドキ感、ちょっとした危険、怖さ、ピンチ。それを仲間と一緒に何とかする、できた楽しさ、面白さ。
「みんなとやったら、なんとかなったね」
「まだうまくいかないところもあるけど、楽しかったね。今度は…」

 
 そんな感じなんじゃないかな~。
臨時休業が長くて、そういうことを積み上げていけたら良かった「5月」だったんだけど、焦らず6月からそれをやれるといいなあ、と思っている。

 

 

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