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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■あついぞ、気仙沼!

■あついぞ、気仙沼
 
 宮城県気仙沼市

 私の住む石巻市からは同じ県内とはいえちょっと距離があるので、そんなに度々訪れる、というところではない。

 石巻市とは共通点も多い。同じ水産都市であること、震災で大きな被害を受けたこと、そこからの復興の途上であること…。


 昨日は、所用もありその気仙沼市を訪れ、そして気仙沼地域大好きな方に案内していただきながら、魚市場や、漁港近辺を歩いた。


 いやあ、気仙沼市、あつい!エネルギーにあふれているなあ、楽しいまちだなあ、なんかわくわくするなあ、そんな印象を受ける。

https://kesennuma-kanko.jp/

 

 何がって、なんか、目にするもの、ことから、なんとなく「気仙沼愛」を感じるのだ。

               

 震災で大きな被害を受けた場所でもあるから、防潮堤があったり港湾地域には目新しいおしゃれな建物があったりするけれど、それでも「気仙沼らしさ」を失わない、失ってなるものか、そんな熱さも感じたんだなあ。

     

 それは何でだろう?

       

 湾を臨むおしゃれなテラスからは、岸壁に見接岸するたくさんの漁船が見えること?
 いたるところに気仙沼キャラクターの「ほやぼーや」が描かれているところ?
 新しい建物もだけど、古い昔ながらの建物も大事に残しているところ?
 漁船員さん、氷屋さん、廻船問屋さんの息づかいや生活が目の前に見えること?
 小学生、中学生、高校生がまちの彩りや企画に積極的関与している足跡がここそこにみえること?
 「海と生きる」という思いをいろんなところから感じることができること?
 震災の記録、記憶をきちんと後世にに伝えようとい熱意があるところ。
(リアスアーク美術館」には、もう何度も行きたい。)

     

http://rias-ark.sakura.ne.jp/2/sinsai/


 
https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s020/020/010/010/010/010/slowfood_pamphlet.pdf


 この「スローフード宣言」がまちを歩いていても、確かに感じられるんだよなあ。

 そこに、「暮らし」を感じることができたんだなあ。

       

 気仙沼、あつい…。

 

 

 気仙沼ファンになってしまった。またいこう、また歩こう。

 

 

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