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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■そもそも「利益」とは何か…かな…。

■そもそも「利益」とは何か…かな…。

 

 この間「探究」について考える機会があった。
その中で、
「企業にとっては利益が上がらないと、潰れることになる。面白い、楽しいだけでは…」
みたいなことも話題になったんだけど。

 しかし、一方で(経済的)利益だけを追い求めても限界はあるだろうな、とも感じる。社会貢献していない企業はやはり社会では長く認められていかないだろうし。
 となると、学び(学力?)の価値も、きっとそんな社会貢献、みたいなこととセットで考えるのが自然な形なんじゃないかな。

 それぞれの学びが自分や他者の笑顔につながる…。役に立つ、となるとなんか限定的な響きになってしまうけど、「笑顔につながる」だといい感じかな。

 誰かと比べて何か、とか誰かと競争して、とかそういう意識でもなく自分の心から起こる「おもしろい」「やってみたい」と「だれかに」「だれかと」が合わさって「笑顔になる」「笑顔をつくる」みたいな感じ?

 「学ぶことで、探究すること」を通して誰かの笑顔につながり、その誰かがまた他の誰かの笑顔をつくる、そういう連鎖ができていったらいいんじゃないかな…。

 学ぶとか学習するとの価値、学力?(それも点数で表されるものが中心になりがちだったんだけど)も新ためて、整理し直すことが必要だな、と感じます。


 そもそも、何が大切なんだっけ?ってことで。

 もちろん企業にとっても経済的利益もないと持続しない訳だから、それも大事。でもそれだけでもない、ですよね。学ぶことについても、知識や技能も大事、でもそれだけでももちろんないってこと。

 料理人に必要な知識や技能と看護師に求められるそれ、レーサーに求められるそれも違ってあたり前だし。

 「働く」ことと「学ぶ」ことって、やっぱり社会のなかで大切な自分、でいるためにとても大事なテーマになってくるんだな。
 
 では、学校という場を子どもたちと教師でどうつくっていったらいい?
 そんなことを、まあ、何度もぐるぐる考えたりしてしまうなー。

    

なんのために人は「はたらく」のか、なんのために人は「まなぶのか」、その間にあるのは…。もやもや(^^)

 

 そして「利益」とは何か…。

 

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