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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

目的は「笑顔」をつくること

 イエナプランのコンセプト(自立と共生・8つのミニマム)を頭の片隅に置きながら毎日を過ごしたいな…と思っています。

 毎日の振り返りの視点も、ここにおきながら。



 □1 インクルーシブである(正直・公正、感謝、素直)
 □2 民主的な社会する(教室、職場、学校、地域、社会…)
 □3 対話を大切にする(聴き合う、尋ねる、問う、乗り越える、橋を架ける、読書をする…)
 □4 教育の人類学化(目的は「笑顔」をつくること。自分も他者も、子どもも大人も)
 □5 ホンモノに触れる、受け入れる、受け止める(目の前の「ひと、もの、こと」の現実に触れる、見る、そこから感じる、考える。そしてすべて分かった気にならない)
 □6 自由である(自己選択と自己決定。自由の相互尊重)
 □7 批判的思考をもつ(分かった気にならない。多面的にみる。振り返る、言語化する)
 □8 創造性(想像力、表現、共感)

 

 

 学芸会の練習が始まっています。

 子どもたち同士で、あれこれ練習しているとたくさん笑顔が見られ声も軽やかになります。見ている教師陣もお互いに子どもたちのよさを話しながら笑顔。

 

 一方で、教師が前に立つ時間が長くなると、その笑顔の比率は下がってくるもんだなあ、と見ていて思います。どうしても「聞く」時間が多くなるから。

 

 だから、なるべく教師の話は短く端的に。

 チャレンジ目標の提示や、フィードバックもタイミングよく簡潔にしたいなー。

 だからインストラクションやアセスメントの技術は大事なんだよね。

 

 

 あとはニコニコ笑って見ていたり、ちょっとちょっかいをかけたり。

 

 

 目的は「笑顔」をつくること。自分も他者も、子どもも大人も。ここを一丁目一番地にしないとなー(時々どこかに置いてきてしまうときがあるから…)

 

 にこにこ、一生懸命やっているときが、きっといい感じで学んでいる時なんじゃないかな。

 

 

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